子発、数え年五歳語録メモ
【お豆はきらい】
発「……ヤ。」
伯「だめだよ発。ちゃんといただきますしなさい」
発「やだ!俺ぜったい食わないかんな!やーだっ!豆ご飯きらいっ」
伯「発!わがまま言わないの」
発「やーだ!やぁだ!あんちゃん食べろよぉ!!豆ヤだぁぁ!やだやだやだやだやだ!!(床ゴロゴロ)」
伯「はつ…」
発「やーーーだぁぁやだやだやだやだやだぜっったいイヤだぁ!!(ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ)」
伯「仕方ないなぁ…今日だけ僕が食べてあげるから」
発「やりぃ!!やっぱあんちゃんチョロいぜー!」
伯「!?」
【欲しいの】
伯「良い子にしてたらサンタさんが来てくれるかも知れないよ」
発「!……おはようございますちちうえ!」
伯「!?」
発「ちちうえ!発お手伝いするっ!視察行くのっ」
昌「感心だな発」
後日
昌「発、何か欲しいものはないか?高価なものはあげられないが、誕生日くらいは」
発「(キタ──!!)……ちちーえ、えっと、発はまんまるいおっきい目の白いのが良いですっ」
伯「仔犬かな」
昌「兎かい?」
発「まんまるいおっきい目で白くって、お肌がふわふわでおっぱいおっきいツマが欲しいです!!!!!!」
伯「発!?」
発「おしりもおっきい子がいいっ!!ぷりんぷりん揺れる子がいい!!!」
昌「……発よ。今度私と狩りに出ようか」
伯「ち、父上まで!!??」
血は争えない。
【朝歌に行ったら天化と会ったの】
「あんちゃんあんちゃん!あのね、天化と遊んだぜっ」
「お友達ができたの?」
「うんっ!まんまるいおめめでかぁいいんだぁ」
「てんかちゃん?そっか、良かったねぇ発。仲良く優しくするんだよ」
「ん!天化ってな、ほっぺたふわふわでぎゅうひみてぇにもっちもちなの!おててが紅葉で、まもったげたくなる!」
「感心だな。発もお兄ちゃんになるんだもんね」
「でねっ!あんよがすべすべで、おしりぷりんぷりんで桃!」
「発!?女性にそんなこと言っちゃ…」
「お腹も白くてすべすべだしな、くちびるチュウすると金平糖の味で、おっぱいイチゴとクコの実がついてんだぜっ!!」
「だめだよ!よそのお嬢さんに一体なんてことを言うの!」
「あんちゃんのばぁか、息子さんだよ!おちんちんぴんくなんだ!タマタマちっちぇぷりぷりでサクランボだったぜあんちゃん!!」
「────!!!!」
「あ、あんちゃん!?あんちゃん起きてーっ!」
「(父上…僕はこれまでのようです…)」
「あんちゃーーん!!」
子発、数え年八歳語録
【お豆はきらい2】
伯「発、旦。いただきますしなさい」
旦「いただきますっ」
発「へいへい、いたぁきまーす」
旦「ちいにい、めーです!"いただきます"ですよっ」
発「旦、たん」
旦「はい?」
発「俺の豆あげる。お前好きだろ?はい、全部っ。背ぇのびるといいな。ベンキョがんばれよっ」
旦「ち、ちいにいさまっ…!畑のにくといわれる高えいようかのせいきの宝をぜんぶわたしに…ありがたきしあわせです、うれしいですちいにいさまっ…」
発「おし、残さず食え。あんちゃんにチクったら絶交だかんな。うめーか?」
旦「大にいさま!見てください!やさしいちいにいさまが旦に豆をくださいましたっ!」
発「ばっ、バカ旦!早速チクんなバカバカバカ!!」
伯「発、今日という今日はお尻ペンペンしようね…」
だから旦の方が背が高い。