「ぶっふぉｗｗ」
「笑うなよ河原井！」
「だっだって小テスト0点って....私初めて見たwww」
「僕も初めて....いや中学のチームメイトにもいましたね。火神君彼の昔に似ています。」
「だあぁーもう！からかうのもいい加減にしろっっ」
席が近いのもあって私と黒子と火神はよくつるむようになった。二人はバスケ部に入部したみたい。あ！バスケ部と言えば、
「あんた そんなバカだから全校集会の時あー言うバカな事できたんだね。『日本一になる！！』だっけ？」
「僕もするつもりだったんですけど」
「嘘ぉ！？黒子まで？」
「でもできなかったので運動場に書きました。」
「『日本一にします。』ってやつ？あんたも大概バカだね」
ひどいです。 と頬を膨らます黒子がとても可愛い。女子力ッ 私女の子やめたい。
「バスケ部の事で河原井さんにお願いがあるんです。」
「ん？何？」
黒子と火神が目を合わせる。かなり真剣なんだけど....
「「河原井(さん)！バスケ部マネージャー引き受けてくれ／ください！」」
二人同時に頭を下げられる。
「え？でもバスケ部って２年生に女子マネいたんじゃないの？」
「あの方はカントクです。」
「あ！そうなんだ」
「で お前にマネージャー頼みたいんだけど」
答えは決まってる。
「私でいいなら！」
「マジか！？」
「うん。あんたたちがやってるの見てて楽しそうだな。サポートしたいなって思ってたから。」
「そうと決まれば善は走れ。早速部活に行こーぜ」
「善は急げです。」


二人の会話に笑いながらこれから起こる楽しそうな事に胸を踊らせて私たちは体育館へ走り出した。