※全てが言い訳のページ

正直、自分が及川さん書くとは思ってもみませんでした。てか、彼を書くのは難し過ぎて、書きたいと思っても絶対書ける気がしなかった!…ですが、六日氏の為にならば……と、奮闘した結果があの話数。

彼女は及川さん大好きなので。やるなら徹底的にやらねば……と。中途半端よくない、と。思考を巡らせた結果。お誕生日祝いだけど、もし自分が書くなら……と、以前から初書き及川さんは絶対このネタで、と温めていたネタを書かせて頂きました。ちゃんと書きたかったんです、書き切りたかったんです……。(ちゃんと=自分が考える及川さんを突き詰めて書く)

原作の及川さん彼女にフラれて云々のところのネタから引っ張ってきた感じですが、まぁ〜これが、難しい難しい。書き上げた後もあれが正解なのかどうかよく分からん。なんていうか、書きたいシーンを納得いく形で収められたかどうか不安が残ります……。特に終盤あたり。前半で貼った伏線回収しきれてない気がしてるので、もしかしたらひっそり加筆するかもしれないです……。

なんていうかなぁ〜〜〜。後書き的なことを述べるなら、拗れた経緯を全て解決することだけが修復する方法ではないような気がして…。影山との因縁を彼女に吐露出来るようになるのは、もっともっとゆっくりでもいいんじゃねぇかと。あくまでもあの話においての二人は、それでもいいかなっと。主人公も及川さんも、結局全部の本音は言ってませんしね。……まぁ、それが私の技量が無くて書き切れてない部分なんですが(泣)葛藤しながら今後も衝突しながら、進んでいきなさいよ、と。高校生だもの。一緒にいたいって気持ちがまず優先するカップルにしてしまいました〜。

加えて。自分、仙台大好きで。2011年まで住んでましたので…思い入れ強い。一番やんちゃだった時からある程度の社会人経験を積むまでを長く過ごした街だったので、及川さん、てか青葉城西を舞台に書くなら絶対モリモリ突っ込んでやろうって思ってました。ツッキーを書いた時はね、烏野は宮城県内でもどうやらモデルになったのはまた違う土地らしいですし、繋げ過ぎても違和感ありそうでイカンかなって思って控えました。その分、こっちではこれでもか!!ってくらい持ち出して、あんま話に関係なくね?ってネタまでブチ込んでしまった…。絶対、青城は駅前ブラついてるよね???彼らの雰囲気、絶対に市内近辺フラフラしてる感じの子たちじゃありません???他校の子たちは、ちょっと外れに住んでる感じする。電車でちょい奥とか、バス通とか、ね、ね?(地元の方にしか伝わらないかも)

あと、本編解説ページには書かなかったんですが、『青葉城恋唄』というご当地ソング、宮城の方なら誰もがご存知、宗さんのあの名曲が大好きで、少しばかり歌詞を意識しました。ちょいちょい同じ単語を混ぜてみたりとか。冒頭の歌詞が『広瀬川 流れる岸辺 思い出は帰らず』って始まって、恋人との思い出を思い返す歌なんですよね、あれ。そんなこんなで、及川さん→主人公を、主人公→及川さん、と、それぞれ思い出に浸るシーンなんかを多くしてみました。もっと本気であの歌をベースにするなら、30〜40過ぎた及川さんが学生時代を懐かしむ話なんてのも面白そう。なんつって。

そんな感じで、自分の好みももてんこ盛りで、捧げ物なのに、結局書いてる本人がめっちゃ楽しんで書かせて頂いたという……ありがとうございます六日ちゅん。及川さん楽しかったよ。苦しめられもしたけど。それと、一番やりたいネタを書けたことで、今後はもっとリラックスして色々な及川さんを書きたいとも思えるようになったよ。いや、書くかわかんねぇけど(笑)
24timeに戻る
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -