※青春禁止のはやしさん主催の、さくぬー企画に提出させていただきました。
にょ静ちゃんです、さくぬーです、変態です(臨也さんが)








、めしあがれ!









折原臨也と平和島静緒、もとい折原静緒の間には息子がいた。
名前は津軽、静緒に良く似たとても愛らしい子だった。

夜泣きも人見知りもない、手のかからない子であったが、そんな津軽には一つだけ母乳が上手く飲めないという問題があった。
飲んではすぐに吐き出しそれを繰り返してしまうのだ。乳児にはよくあることらしく、新羅からはミルクへの切り替えを進められたが、免疫のことなどを考え、やはりできることなら母乳で育てたいというのが静緒の本音であった。



「だからって…これはねぇだろ」


リビングの机の上、そこに堂々たる様で鎮座するそれに、静緒はうんざりとしながら息をついた。

明らかに部屋の中で異彩を放っているのは、俗にいう搾乳機。
前述した静緒の発言を聞いた臨也が、どこから手に入れたのか昨晩突然部屋へと持ってきたのだ。


「えー、シズちゃんのためを思って折角持ってきたのにぃ。」

「9割てめぇが興味あっただけだろ!!」


明らかにうきうきとした様子の臨也に、静雄は頭を押さえながらその機械を見つめる。


優しいピンク色を基調としたそれは、確かに育児本で何度かみたことがあるものだ。しかし臨也が普通のものを持ってくるとは、今までの経験上静緒は思えなかった。
事実本で見たことのあるそれは、二つも吸盤はついていなかったし、こんなにたくさんのボタンや管もなかった。
津軽のためとはいえ、流石にそんな怪しいものを使う気には、静緒はなれなかった。


「どっから持ってきたかしらねぇが、とっととしまえ。邪魔だ。」

「本当に使わないの?」

「使うわけねぇだろ。そんなあやし…い……」


不満げな臨也の声にキッパリと告げ、リビングから立ち去ろうとしたその瞬間、不意に静緒の言葉が途切れる。次いでがくりとその脚が崩れる。


「っあ…う……いざ、てめぇ……」

「ごめんね?でも折角用意したんだからさぁ、」


ちらちらと何やら怪しい小瓶をちらつかせながら言い放つ臨也に、静緒はようやく嵌められたと勘付いたが、すでに手遅れだった。










「――――――…あは、すっごくかわいい。」

「っ……ぶ、ころす…」


リビングのソファに身体を転がされ、動かない腕をさらに頭上で拘束されるという状態で、静緒はその豊満な両胸に搾乳機を装着されていた。
妙な機械をつけられた様をまじまじと見られる羞恥に、静緒は動かない身体を小さく震わせた。


「そんなに緊張しなくても大丈夫大丈夫。楽にしてなよ」

「できるわけ、ねぇだろ…!!」


何の根拠があっていっているのかわからない臨也の言葉に、静緒は苦々しく返事を返す。
しかしこうなった臨也に何を言っても無駄だと、それ以上何もいうことはなかった。


「だってあんまり身体強張らせてたら出が悪いみたいだしさ。」

「んなこといわれても…。っなぁ、やっぱり……」

「それじゃ、スイッチオーン!!」


静緒の言葉を遮り、嬉々とした声色と共にスイッチがONにされる。
カチリという軽い音に次いで胸の先端がギュゥッと強く引っ張られるような感覚が静緒を襲う。

臨也や津軽の吸い付きよりも、ずっと強い力で引っ張られる先端に、細い肢体がぐぅっとソファの上でしなる。


「あひっ!?あっ、あぅ、いた、い…!!んあぁっ」

「あは、すごい引っ張られてる。シズちゃんおっぱい大きいからさー普通のじゃ駄目かと思って、ちょっと特殊なルートから仕入れたんだよねーこれ。」


でもやっぱりちょっと痛いか、と呑気に言い放つ臨也に、静緒は勝手なことばかりいいやがって!と拳に力を込める。しかし胸の痛みにすぐにそんな思考も霧散し、ソファの上でひくひくと身を震わせることとなった。


「でてこないねーそれなら……」

「ふ、あ…?なにっ……ん、あぁっ……!!」


カチッと再びスイッチが切り替わる音が聞こえたかと思うと、先端への刺激が僅かに緩くなる。先刻までの痛みから解放され、ほっと息をついた静緒だったが、すぐに次は違う刺激との戦いとなる。


「んんっ、ふ…はっ、はっ……」

「あれぇ?シズちゃん、可愛い声が出はじめたねぇ?」


必死に声を噛み殺す静緒だったが、臨也は全てお見通しだというように言葉を紡ぐ。
さらに押し寄せる快楽と比例するように、じわじわと何かが胸に集まるような感覚に、熱い熱い息を吐き出した。


「あ、ぅ…ふぅっ…いざ……あつい……」

「おっぱいに血管が浮きはじめてるね…ほら、身体楽にして?」


言いながらやんわりと、胸を臨也の手が揉みこむ。
同時に強くなる吸引に、静緒はせり上がるそれをもう押さえることができなかった。


「はひっ!やっやっ…!!でゆっ…でひゃうぅっ」

「いっぱい出しなよ、シズちゃんのミルク」

「ふあっひぃぃんっ!!あ、あうぅぅぅ――――!!!!!」


ぎゅっ、と一際強く臨也の手が胸を揉みこんだ瞬間、クリーム色をした母乳が一気に体外へと放出される。暫く津軽が飲んでいなかったため、たっぷりと静緒の胸の中に溜め込まれていたそれは、一度あふれ出したのをきっかけにとまることなく放出され続ける。


「すごいすごい!止まらないね、シズちゃん!!」

「あっあっあ―――!!!!い、ざやっ……!とめっ、とめてぇ!!」

「なんで?あぁ…こっちからもあまぁい蜜が溢れちゃってるからかな?」

「ひぃっ…!!」


臨也の手が、スカートの裾から入り込み薄いショーツ越しに下肢の割れ目へと触れる。
すでにショーツが本来の役目を為さないほど濡れているその場所に、臨也は笑みを深めた。


「仕方ないなぁ、シズちゃんは。もう搾乳機はないから…こっちの蜜は俺がぜーんぶ吸い取ってあげるね。」

「ふ、え……?」

「だからシズちゃんは安心して、ミルクタンクが空っぽになるまでおっぱいだしてね。」


臨也の言葉に無理だというように頭を振った静緒だったが、溢れる喘ぎに飲み込まれその訴えが言葉になることはなかった。
下肢を犯す舌の感触と、乳腺を通り出続ける熱い液体に、静緒は最後の一滴を搾り取られるまで身体を震わせ、絶頂し続けるしかなかった。









.......................
<アトガキ>
お友達(だと思っている)青春禁止のはやしさん主催の、搾乳企画への提出物です。
まさかツイッタでノリで言っていた事がものの二日で実現するとは思いませんでした…はやしさんの起動力に乾杯^q^
久々のにょた楽しかったです。












「よしよし、おいしいですかー?津軽ちゃん。」


「あぅー」


「そっかそっかぁ、よかった。パパ頑張った甲斐があったよー。」


「頑張ったのは俺だ!!!!」



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