別冊ネタ帳。

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☆ディエゴ追悼


※DIO≒ディエゴっぽい描写アリ

「ディエゴ…さん、」
「アサミ…どうして泣いているんだ?」
「…え、わ、私…泣いて…」
「気づいていなかったのか?」
「あれ、なんでだろ…すいませ…っ、」
「ああ、無理に目を擦るな。…自覚した途端に止まらなくなったみたいだな」
「う、ディエゴさん…っ、ごめんなさい、ごめんなさい…!」
「…!…なぁ、アサミ。今こんなことを言うのはおかしいかもしれないが、聞いてくれるか?」
「…はい…?」
「お前には…どうしてなのか、初めて会った時から、どこか懐かしいものを感じていたんだ。愛おしくて、手に入れたくて、オレだけのものにしたくて、堪らなかった」
「………。」
「…もしかしたら、前世で何か深い縁があったんじゃあないかと、思うほどに」
「………ッ…!」
「……どうした、アサミ…?」
「………でぃお…さ、ま…、」
「…!どうしてだろうな、初めてそう呼ばれた筈なのに、何度も呼ばれた気がする」
「わたしも、そう、思います…っ」


ごめんなさい命日間に合いませんでした。…某試験という名の戦場に赴いていたがために。
ちなみに、先日うpしたDIO追悼絵と対になっております。
それにしても、会話が中途半端なうえにディエゴの口調が偽物くさい。


イメージは、一巡前の記憶を断片的に引きずってる二人、という感じです。
恐竜ディエゴさんのときに、既に何か根本的に惹かれるものがあったけれど、世界ディエゴさんに会ったとたんに込み上げるものがあって、訳も分からず泣き出してしまうアサミ。
そして、そんな彼女を見て、一巡前の記憶がフラッシュバックするディエゴ。
会話を通して、懐かしさや愛おしさを感じるものの、完全には思い出せない。
そのうえ、先日の絵宜しく三途の川手前での会話なので、気づいた時には手遅れーみたいな。
…そんなこと言って、いつもはDIO≠ディエゴで、両方独立したキャラとして見ているのですが。

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