★前の日の夜からそわそわしてる二人。
バレて家族にからかわれる仗助。
徐倫「へぇー、仗助がデートねぇ?」
ジョセフ「なかなかやるじゃねーか、仗助ェ!」
仗助「ううううるせぇ!!」
ジョナサン「楽しんでおいでよー」
仗助「う、うす…」
対して同居人に驚愕されるアサミ。
吉良「今、なんて、言ったんだ…!?」
アサミ「え?えっと、その…明日はバイト先の仗助君と、デートなんです…って…」
吉良「\(^o^)/」
ディエゴ「き、吉良あああ!!吉良が笑顔で泡吹いてる!!おいお前ら見てないで助けろ!!」
★当日、心配だからとか、面白そうだからとか、様々な理由で後をつけにいくジョジョたち&ラスボスたち。
そして案の定鉢合わせ。
バチバチしてる間に見失う。
その頃、
仗助「あの、アサミさん」
アサミ「何?」
仗助「あー…う、いや、何でもないッス」
手を握りたいのに握れない仗助。
アサミ「ね、仗助君…」
仗助「は、はい、何スかアサミさん!」
アサミ「…手、握ってもいい?」
仗助「!!!…も、勿論!!!」
アサミ「えへへ…ありがと、仗助君」
そして、逆に言われて情けないやら嬉しいやら愛しさがつのるやらで心中ビタンゴロンする。
★帰り際。
荒木荘までアサミを送る仗助。
離れがたくて喋っているうちに、何だかいい雰囲気に。
仗助「(もしや、これって、初キスのチャンス…なんじゃねぇの…?昼間はアサミさんから言わせちまったし、今度こそ、オレから…)
…っ、アサミさん!」
アサミ「うん?」
仗助「あの、その…」
アサミ「???」
仗助「…き…キス、してもイイッスか…?」
アサミ「…!!」
仗助「あ、いや、駄目なら全然いいんで!ってか何かもう突然こんなこと言ってスンマセン!!」
アサミ「…よ、」
仗助「へ?」
アサミ「いいよ、仗助君なら…」
仗助「…え、ま、まじ、すか…!?」
アサミ「って、いうか…むしろ、してほしいな…」
仗助「〜〜〜〜ッ!!…もう、アサミさん、可愛すぎ…ッ」
アサミ「わ、あ、じ、仗助く…」
仗助「えと、じ、じゃあ、遠慮なくいかせてもらうッス…」
アサミ「ん…、」
DIO「無駄無駄無駄無駄無駄ァ!!」
承太郎「オラオラオラオラオラァ!!」
仗助・アサミ「「!?」」
DIO・承太郎「「…あ。」」
四人「「「「…………。」」」」
アサミ「えっ、ちょ、DIOさぁん!?と、皆さんまで…い…て…」
仗助「兄貴も!?ってか、兄弟勢揃いじゃないスか!?」
ジョニィ「…バレたか」
ジョセフ「せっかくいいとこだったのにィ」
徐倫「もー、兄さんのせいでバレたじゃない!」
承太郎「…DIOが喧嘩売ってきたからだ」
DIO「何ィ!?先に殴ってきたのは貴様だろう!?」
吉良「黙れお前ら!少しは静かにしろ!!わたしだって今すぐ爆破したいのを我慢してたんだからな!」
ディエゴ「…あー、覗き見して悪かったな…。出ていくタイミング見失っちまって」
プッチ「随分話し込んでいるようだったしね」
アサミ「え、ず、随分って…い、いつからいたんですかぁ!?」
全員「「「最初から」」」
仗助・アサミ「「うわあああああ!!わ、わ、わ、忘れてくださいいいいい!!!」」
結局きっと邪魔される。