別冊ネタ帳。

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荒北さんと数学対策


「荒北さん荒北さん」
「…。」
「あーらきーたさーん!もしもーし聞こえてますかー」
「…。」
「…もしかして耳とれてます?」
「っせぇナ!さらっと失礼なこと言ってんじゃネェ!」
「何だぁ聞こえてるじゃないですかぁwww」
「うぜェ…。…で、何の用ダヨ」
「数学教えてください☆」
「…は?」
「今週末からテストなんで、数学教えてください☆ミ」
「知らネェヨ、んな事。数学なら東堂にでも教わればァ?アイツ得意だ何だって言ってたし」
「やですー荒北さんがいいんですー」
「オレ受験生だしィ。人に教えてる暇なんてネェの」
「ひどい!いいじゃないですかぁちょっとくらい!…あっもしかして本当は自分が数学できないだけとか?」
「てめェができネェくせに人のこと言ってんじゃネェヨ」
「否定はしないんですねwwwwww」
「いちいち人の揚げ足とるナ!…ハァ、可愛くネェ奴…」
「悪かったですねぇ生意気でー」
「………ま、そんな生意気な奴、嫌いじゃないけどォ?」
「…え、」
「せいぜいテスト頑張ればァ?…応援しててやるヨ」
「っぎゃああああ撫でんな馬鹿ぁ!!」
「うおッ!?おま…っとに可愛げネェな…」
「うるさいうるさいうるさい!!」
「ハイハイ。じゃ、またなァ」
「………荒北さんが、ただのイケメンだなんて、認めないぃぃ…!!」

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