別冊ネタ帳。

HOME > MAIN

ドッピオとディアボロと落ち込み彼女


※かっこいいディアボロを目指したら誰おま状態になったゲロ甘ネタ

「ドッピオ君ー…」
「はい、何ですか、」
「…ぎゅうー…っ」
「わ、と、あ、名無子さん!!?」
「んー」
「あ、あの、そのっ、どどど、どうしたんですかぁ!?」
「…別に、何でもないよ」
「え、あ、う、そ、そう、なんですか…?」
「…うん」
「それなら…その、いいんです、けど…」
「………。」
「…あの、名無子さん」
「何?」
「それじゃあ、どうして、」

『どうして、そんなに泣きそうな顔をしているんだ』

「!!!…でぃ、あぼろ、さ…」
「話したくないなら無理に話せとは言わん。…だがな」
「………。」
「甘えたいのなら、素直にそう言え」
「…!」
「少しくらいなら付き合ってやる」
「…ディアボロさん、」
「何だ」
「ありがとうございます」
「お前が私のドッピオを困らせるからだ」
「う…ご、ごめんなさい…」
「謝るな。謝るにしてもドッピオに直接言え」
「…はい。…あの、ディアボロさん」
「今度はどうした」
「…大好き。」
「知っている」
「あ、勿論ドッピオ君にも感謝してますし、大好きですよ」
「そうか」
「そう、伝えてください」
「それこそお前の口から言ってやれ」
「ふふ、はい、そうします」
「…やっと笑ったな」
「へ?…あ、」

『お前はその顔が一番だ。…わたしもドッピオも、その笑顔を、愛している』

「………。」
「あ、名無子さ…あれ、僕、さっき…」
「ありがと、ドッピオ君。」
「え?あ、ど、どういたしまして…?」
「大好きっ」
「わっ、えっ、どうしたんですか!?」
「んーん、何でもないの!」
「なら、良かったです。…名無子さんも元気になったみたいだし」
「えへへ…うん!」

Prev |Next
「#ファンタジー」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -