別冊ネタ帳。

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花京院君と実技テスト


「花京院君…。花京院君は運動は得意ですか」
「名無野さん!…いえ、それほど得意とは言えませんが…どうかしたんですか?」
「それが…ちょっと、面倒なことになりまして」
「面倒なこと?」
「体育の授業で実技テストがあるんですが、一人ずつ先生の前でやらねばならなくて…それだけでも目立つから嫌なんですが、出来なさすぎると、慰められたり応援されたりで、余計目立つんです。だから、ある程度は出来るようになっておかないと面倒だなぁ、と」
「…成程。それで僕に練習のコツでも聞きに…って所ですね」
「はい。…でも、迷惑でしたよね。すみません。」
「いえ、そんなことありませんよ!…むしろ、君にそんな風に頼ってもらえたなんて、嬉しいな…」
「…そう、ですか」
「僕でよければ、練習付き合いますよ。…ただ、さっきも言った通り僕もあまり運動は得意とは言えないんですがね」
「花京院君…ありがとうございます」
「どういたしまして」


おまけ
「花京院君…」
「はい、何でしょう?」
「花京院君のそれは運動苦手のそれとは違います…動けてるじゃないですか…」
「え!?そんなことありませんよ、だって承太郎なんかコレくらい余裕で…」
「空条先輩と比べるのが間違いです!」

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