別冊ネタ帳。

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荒木荘メンバーに無理矢理キスされたら


※診断メーカーの結果に駄文くっつけたもの。


DIOが名無子の両腕を掴んで壁に押し付けて唇を奪うと思い切り頬を叩かれました。
「でぃおさ、や、だぁ…っ」
「っ、は…。無理矢理というのもなかなかいいな」
「…の、」
「ん?なんだ?」
「DIOさんのばかぁあああ!」
「うげえッ!…じ、地味に強くないか名無子…」
「酷いことするのやだって言ったのに!!もう知りませんッ」
「WRYYYYYY!!わ、悪かった、謝るから!!機嫌をなおせ!!」


カーズが名無子の顎を強引に掴んで唇を奪うと軽く身体を押し戻しながら「キスよりも言葉で伝えて」と瞳を覗き込んできました。
「人間は、こういうことをすると、嬉しいのだろう?」
「カーズ、さん…」
「どうした?」
「…確かに嬉しいですけど、キスよりも、言葉で伝えてほしいです」
「言葉?…なんだ、名無子はその方が嬉しいのか」
「はい、嬉しいです」
「そうか。…好きだぞ、名無子」
「えへへ…私も好きです、カーズさん!」


吉良が名無子の胸倉を掴んで唇を奪うともっと、とねだるように背中に腕を回してきました。
「ん、は…きら、さ…」
「…!す、すまない、私としたことが…」
「や、やだ、まって!」
「…名無子?」
「もっと、して?」
「………!?」
「吉良さん、こういうの、いつもはしてくれないから、嬉しいんです」
「…それは、」
「私の手以外も、好きになってくれたって、期待してもいいですか…?」
「…ッ、ああ。…どうやら、すっかり君に絆されてしまったみたいだ」
「吉良さん…っ!」
「…今まで、不安にさせて、すまなかった」
「いいえ、謝らないでください。…代わりに、続き、してください」
「あぁ、そうさせてもらうよ」


ディアボロが名無子の頭を掻き抱くように引き寄せて唇を奪うと「抵抗しませんから」と諦めたように視線を逸らして力を抜きました。
「くっ、う、」
「ん、ぁ、でぃあぼろ、さん…」
「名無子、」
「まって…まって、くださ、…ん、抵抗、しませんから…」
「…ッ!」
「抵抗、しないから、もうちょっと、ゆっくり…して、ください」
「…ん、努力は、する」


ドッピオが名無子を押し倒して唇を奪うと「優しくして…」と震えながら涙目で見つめてきました。
「ドッピオ、くん…」
「名無子さん、僕だって、男なんですよ?」
「…っ」
「もうちょっと、危機感持ってくれないと困ります…っ!」
「や、あ、ドッピオ君っ!」
「…なん、ですか…?」
「優しく、して…っ」
「…!!!…すみません、僕、こんな、ひどいことを…」


プッチが名無子の両腕を掴んで壁に押し付けて唇を奪うと無感動な醒めた表情でじっと見つめられました。
「………。」
「…名無子?」
「プッチ、さん、」
「何だい?」
「こういうの、よくないと思います…」
「こういうの、って?」
「突然、キス、するとか…」
「嫌なのかい?」
「そうじゃなくて…ご自分の立場を、考えてください」
「立場、ね…」
「神様に仕える身じゃ、ないんですか」
「確かにそうだね」
「だったら、」
「でも、わたしの親友は吸血鬼だしね。それどころか、彼を神と同じように愛している。彼と共に理想を叶えるためならば、殺人だっていとわない」
「………それ、は…」
「だから、とっくに神父としては失格なんだろうね」
「……ッ…」


ディエゴが名無子の頭を掻き抱くように引き寄せて唇を奪うと「あなたになら全て奪われてもいい」と縋るように抱きつかれました。
「ぅ…っ、や、ぁ…!でぃえごくん…っ」
「…ッ!…悪い。今のは、忘れてくれ」
「ディエゴ君…っ」
「っ、な、何だよ」
「ディエゴ君になら、いいよ」
「…え?」
「ディエゴ君になら、全部、奪われても、いいよ」
「…な、おまえ、何言って…」
「むしろ、奪ってほしいの」
「…自分が何言ってるのか、分かってるんだろうな?」
「分かってるよ!…だから、お願い…」
「…っ…、あとで泣いて嫌だって言っても、離してやらないからな…!」


ファニーが名無子の頭を掻き抱くように引き寄せて唇を奪うと唇を押さえて「どうして…」と混乱した表情で問いかけてきました。
「ふぁに、さ、どうして…」
「どうして、とは?」
「どうして、こんなこと、するんですか…?」
「君を愛しているからだよ、名無子君」
「…本当に?」
「あぁ」
「信じて、いいんですか?」
「もちろん。…わたしが君に一度でも嘘をついたことがあるかね?」
「ない、ですけど…」
「ならば、どうか信じてほしい。君のためならば、何も惜しくはないんだ」

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