別冊ネタ帳。

HOME > MAIN

☆『その声が君に届く時間はたった一瞬』悠月さんより!(ジョジョ夢主共演)


珍しく一人で買い物に出かけて通りすがりの女んお子をナンパすることなく、さらにいえば逆ナンしてきた女の子をひらりとかわして店に向かう。
今日の俺は一味違うぜ!ってそういうことじゃあない
普段ならそこまで時間をかけない買いものをする俺だが今日はわけが違う
限られた時間なのには変わりはないがなるべくじっくりと商品を手にとってみて考える
プレゼントって言うのはまず気持ちも大事だが相手に送って使ってもらえるとどうかとかも関わってくると俺は思っている
もちろん食べ物もいいが物が残るものをどうせなら俺はプレゼントしたいから
そうすることで、ああこれはあいつから貰った物だなと思い返すこともできるからだ

小1時間は経過しただろうか、やっとの思いで選んだものを可愛く…可愛くじゃなくてまぁ普通にプレゼント用に包装してもらい店を出た
他にもケーキかと悩んだが、彼の可愛い妹にケーキは作ってもらえてるだろうし俺からはいらないなと判断をして彼が良そうな場所を目指す
まぁそもそも彼が良そうな場所を俺は知らない、ディアボロもといドッピオに聞いてみようかと思ったがそうなると長電話になりそうだから聞くのはやめて自力で探すことに

よく俺がいく喫茶店にでもいるかと思ったが彼の姿はナシ、大人しく家に訪問しようかと思った矢先に俺の目の前を通り見なれた服と髪
俺は慌ててその名を呼び彼の元に駆け寄った

「淳くん!」
「ん…?…うわっ!?」
「淳くん!探したよ!会いたかった」
「な、なんだよ!?驚いただろ!」

俺が探していた人物、うちの兄弟が可愛いと溺愛してやまないジョアンのお姉さん的存在アサミちゃんのお兄さん淳くん
淳くんとはディアボロ弄ってた時にばったり出会ったような気がする
詳しい出会いとか覚えてない今が大事なんだ!!!
淳くんは俺より、いや1つか2つ年下の可愛くて眼鏡がよく決まっているかっこいいお兄さんだ
俺にはそんな淳くんが眩しく見えるぜ、今日もクールだね怒ると怖いけど

「で、なんだよ。俺に声をかけてきたからには何かあるんだろうな?」
「まぁまぁ落ち着いて」
「落ち着いてられるか!」

俺がからからと笑えば反対に淳くんがむっとした表情で俺を睨んでくる
面白いなぁ淳くんは見ていて飽きない、なんて内心思いつつ先程プレゼント用に包装してもらった包みを彼に渡した
彼は驚いたような顔で俺を見る、あれもしかしてこの子忘れていたのか?

「はっはっは、お兄さんから淳くんへの誕生日プレゼントでっす☆」
「誕生日…プレゼント?」
「今日誕生日なんだろ?」
「あ、あぁ…」
「だから、淳くんが生まれてきてくれたことに感謝して俺から贈るよ」
「丞華…」
「ん?」
「お前ほんと残念だよな、まさかアサミよりお前から先にもらうなんてな…」
「そこはもっと感動してくれよ、ってそれは本当かよ。悪いことしたな可愛い妹さんより早く祝っちゃって」
「いやきっとアサミのことだ俺を驚かそうと俺を家から追い出してまで何かサプライズ的なことを考えてくれてるんだ俺のアサミはお兄ちゃん思いだからな!!」
「そうだね」
「ま、まぁせっかくだし丞華からのプレゼント貰ってやるよ」
「…うん、もらってやってよそしたら俺も嬉しい」

ふん、と鼻で笑う淳くんに俺はくすりと笑みをこぼす
それが照れ隠しだったら嬉しいなぁってちょっとだけ期待
あとでドッピオを通じてアサミちゃんに伝えてあげないと、淳くんのこと盛大に祝ってあげてくれよってね!

淳くんHappyBirthday!

(ちなみにそれ実用性あるから気にいってもらえると思ってる)
(なに買ってきたんだよ…)

−−−−−−−−−−

さらに!淳の誕生日まで!祝っていただきました!
もう…悠月さんは私を萌えと喜びで殺しにかかってるんですね、知ってます…。
いつでも一枚上手な丞華さんと軽くツンデレっぽい淳のペアがかわいすぎてもう…!
丞華さん、たかが淳のことなのに、ちゃんといろいろ考えてくれてるんだなあと思うと感動で画面がセルフエコノミー

本当に、本当に、ありがとうございました!
これからもどうぞよしなに!

Prev |Next
「#ファンタジー」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -