彼女を一目見た時、俺の中で説明はしにくいが彼女となにか通じるよう物を感じた
それは雰囲気なのかはたまたオーラなのか…欲は分からないけどこうピンと来るものを感じたのだ
その時から俺は彼女と話してみたいなんて思ったりもして自分の方から話しかけにもしにいった、そんな俺の努力が報われたのか今では一緒に承太郎に怒られてしまうまでの仲になった!
「レイナ!ハッピーバレンタイン!」
「丞華!ハッピーバレンタイン!」
両腕を広げ笑顔で叫んだ俺の声が聞こえたのか振り返ったレイナは俺の声に気がつき走って近付いてきて飛び込んできてくれるのか!と思ったら片手を俺に突き出して可愛い笑顔でバレンタイン!と俺と同様叫んでくれた
物事そんな上手くはいかないよなと思いつつ少し上に上げて広げていた両腕を降ろし右ポケットに忍ばせていた黄色いリボンにラッピングされた可愛らしい箱を彼女の手に乗せた
「そう来ると思った、はいどうぞ」
「ありがとう、さっすが丞華!くれると思ってた!」
「レイナのためなら俺はいくらでも愛を込めちゃうからね〜?」
「もうやだっ!丞華ってば!」
「いだっ、レイナさんストップストップ痛いっす!」
照れているのかそれともただただ純粋に喜んでもらえてるのか俺が渡した箱を持って逆の手で俺の背をばしばし叩いてくるレイナちゃん
地味に痛いっす、でも可愛いから許す!
「愛よ!(キリッ」
「やだっ…レイナかっこいい(トゥンク」
「ありがと!ホワイトデーはお礼に丞華を気持ちよくさせてあ・げ・る!」
「何それ楽しみ」
どんなことしてくれるのか気になりすぎてレイナに聞くと内緒よ!といって人差し指が俺の口元に添えられる
なにこの子もう本当に可愛すぎるんですが…よく手を出さなかった俺。
(レイナ可愛い大好き!)
(ありがとう丞華私もよ!)
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こちらも悠月さんからバレンタイン企画の際にいただきました!
悠月さん宅の男主丞華さんと、拙宅の夢主レイナの共演小説です。
このペアは、見ていても描いていても、なんだか楽しい気分にさせてくれます…!
…それに、軽いノリでなんでもやらかしてくれるから、とても動かしやすいですよね…←
素敵小説ありがとうございました!