保健委員会の日常 その2



 その日、忍術学園の廊下を浮かない顔で歩く二人の生徒がいた。一人は五年い組の川西左近、もう一人は四年は組の三反田数馬である。
 今日は、双方が共に所属する不運委員会、もとい保健委員会の活動日であるため、二人は医務室へと足を運んでいる最中だ。
 それにしても二人の顔色は優れない。影を背負った生徒ばかりと名高い六年ろ組の生徒たち並に重い空気を纏っていた。足取りもどこか重たげで、二人はほぼ交互の間隔でため息をいくつも零していた。





 誤解を招く可能性があるのであえて記述させていただくが、この二人、なにも委員会活動が嫌でこんな顔をしているわけではない。
 むしろ二人とも委員会活動については積極的に参加したいと考えていたし、どこぞの一年生のように医務室嫌いを患っているわけでもない。まあ、そのどこぞの一年生も今では事あるごとに、いやむしろ何もなくとも医務室に来るようになってしまっているのだが、その理由となっているある生徒の存在は、二人にとっても特別な存在であった。

 六年は組保健委員長、猪名寺乱太郎。

 夕日色の髪と日暮れの常磐色の目をした優しい笑顔のその人を、二人はとてもとても好いていた。先輩を慕うのにもう少し色を加えたニュアンスで、好きであった。
 自分たちは不運だ不運だと言われるけれど、乱太郎先輩が自分たちに笑いかけてくれる限りは、自分たちは誰にも負けない幸福を享受していると思っている。
 これは二人だけの話ではなく、同じ保健委員の後輩である一年は組の善法寺伊作も、先輩である六年ろ組保健副委員長の鶴町伏木蔵も同じ思いを抱いているに違いなかった。

 猪名寺乱太郎という人はそういう人だった。守るべきもののために強くあり、そして、優しくあるひとだ。


 しかし、ひとを安心させ、体も心も癒し、元気付けてくれる力を持っている保健の天使こと猪名寺乱太郎は、人を惹き付ける魅力にも優れた人でもあるらしく、それはもう多くの生徒から好意を寄せられていた。
 生徒だけではない。教師やら事務員やらフリーの忍者やら水軍の皆さんやら友好勢力やら敵勢力やら、それはもう、それはもう広大な範囲の人間から好意を寄せられているひとでもあった。
 先日、某六年は組のナメクジが大好きな生徒が昔所属していた学校の一年生の生徒が、乱太郎に笑顔で話し掛けているのを見かけたときは、錫高野お前もかと思わず叫びたくなったものだ。
 あの顔は確実に、乱太郎をそういう意味で慕っている顔だった。そういう顔をいくつも、いくつもいくつも見てきたから分かる。
 できれば身につけたくなかったスキルではあるけれど。





 さて、前置きが長くなったが、左近と数馬、そしてこの場にはいないがおそらくはそうであろう伊作の顔色を沈ませている原因は、今日の委員会についてである。保健委員会の活動ではなく、他の委員会の活動についてと言った方が正確であろうか。

 今日は学級委員長委員会以外のすべての委員会が活動を行う予定になっている。
 医務室のお世話になるためにわざわざ怪我をこしらえる馬鹿はこの学園にはいないが、乱太郎の隣に座ったりなんかしていやむしろお膝にお邪魔したりなんかしたりしてあわよくば一緒にお茶なんかして潤いのひとときを過ごしたいと考える阿呆は大量にいるので、今日も医務室はありがたくない満員御礼を掲げるはめになるだろう。
 保健委員の仕事は怪我人病人の世話、というのは確かにその通りなのだが、それ以外にも仕事はある。他の委員会が開かれるとその仕事が全くといって良いほど捗らず、他の日に回されたり、徹夜になったりすることもあるのだ。
 別にそれ自体は(より多くの時間を乱太郎と過ごせるし、それにもう慣れたので)それほど苦にしたことでもないが、問題は、好きで好きでたまらない乱太郎を他の委員会に取られてしまうことである。これほど歯痒く、憎たらしいことはない。

「…左近先輩」
「…なんだ数馬」
「今日はどの委員会が邪魔しに…いえ、治療しに来ますかね」
「さあな…学級委員長委員会以外全部じゃないか?そんな気がする」

 この嫌な予感が外れれば良いと願いながら、嫌な予感ほど当たるものだと知っている二人はそんなやり取りをしながら、何度目になるか分からないため息を同時に吐いた。





 そしてたどり着いた医務室前、いつまでもこんな顔をしているわけにはいくまい、暗い顔をしていたら乱太郎先輩に心配をかけてしまうと二人がきりりと顔を引き締めて戸を開けると、そこには予想だにしなかった光景が広がっていた。

「あ、左近、数馬。ご苦労さまー」
「あ、川西先輩、三反田先輩。お疲れさまでーす」
「すみません遅くなりました。お疲れ様です乱太郎先輩と……え?」
「すみません、途中で作法委員会の罠に掛かってしまって…お疲れ様です乱太郎先輩と……なんで鉢屋?」

 いや、ある意味で予想通りではあったのだが、医務室の一角で薬を煎じている乱太郎の横にちょこんと座っていたのは、二年ろ組学級委員長の鉢屋三郎であった。
 なぜ鉢屋がここに?という疑問に一瞬頭を持っていかれた二人は、すぐに乱太郎と三郎の距離感がおかしいことに気付いた。

 近い。とにかく近い。

 どう考えても薬作りの邪魔になる距離です本当にありがとうございましたな近さで二人は座っていた。どのくらいの近さかといえば、ちょっと間違いが起これば口と口が触れ合ってしまいそうになるくらい近い。
 三郎は薬を煎じる乱太郎の腕に纏わり付くような真似はさすがにしていなかったが、ちょん、と緑色の忍装束の袖を捕まえていた。軽くつまむ程度に見えたけれど、その指が語っている。決して離しはしない、と。
 左近と数馬は乱太郎に気付かれないように三郎に殺気を飛ばした。同じように三郎も乱太郎に気取られないようににやりとそれはもう可愛くない笑顔を二人に向けた。苛々と眉間に皺を寄せつつも数馬が三郎に声をかける。

「鉢屋、どうしたんだ?また何か変なものを食ったのか?それともまた久々知に豆腐を山ほど食わされて腹痛を起こしたのか?それなら布団を敷いてやるからそっちに寝ておけ」
「いいえ三反田先輩、僕はいたって健康です。それに豆腐を山ほど食べた程度で壊すような簡単な胃袋は持っていませんよ。気遣ってくださってありがとうございます」

 一見すると普通の会話だが、実は水面下ではこんなやり取りが成されていた。

(てめえ鉢屋この野郎近いんだよ早く離れろ)
(えー?嫌ですぅー。良いじゃないですか、僕、乱太郎先輩と関われることそんなにないんですからちょっとくらいー)

「よく言うわ!毎日のように乱太郎先輩を見つけ出しては抱き着いていやがるくせに!」
「数馬落ち着け、心の声が漏れているぞ」
「でも、左近先輩…!」
「鉢屋、乱太郎先輩はお忙しいんだ、邪魔になるようなことはするんじゃない」

 頭に血が上ってしまった数馬を制して、左近は冷静に言い放った。ついでに怒れる医務室の氷の王の名をほしいままにする冷たい視線を送ってやる。
 しかし、相当肝が据わっているのか、はたまたこれ以上なく鈍くできているのか、それともただ阿呆なだけなのか。三郎は気にした風もなく、でも乱太郎先輩は邪魔じゃないって言ってくれましたーとあっさり言ってのけた。

「ですよね?乱太郎先輩」
「うん、二人ともそんな恐い顔しなくても三郎が何かしての失敗なんて起こらないから大丈夫だよ。三郎はいい子にしてくれてるし、邪魔になんてなってないから」

 どうやら我らが保健委員長猪名寺乱太郎先輩は勘違いをなさっているらしいと左近と数馬は思った。自分たちは三郎が邪魔をして調薬を失敗することを心配しているのだと思っているに違いない。
 だが、二人はそんなことは心配していなかった。
 確かに乱太郎は不運中の不運と呼ばれる存在だけれど、調薬にかけては新野先生に次ぐエキスパートだ。その腕を二人はよく知っているし、信頼もしている。
 二人が心配、いや、思っているのは、鉢屋てめえこの野郎乱太郎先輩に擦り寄るな膝に手を這わせるな偶然を装って胸に顔を寄せようとするな、とまあそんなことであった。
 二文字で簡潔に表現するならば、嫉妬である。
 人を狂わせる恋とやらとはよく言ったものであるが、これがもし、二人が心を寄せる乱太郎に絡んだことでなかったら上級生として冷静かつ的確な言動を取れていたであろうに、残念ながら私情が前に出てしまっている今の二人には、鉢屋三郎という乱太郎先輩が好きすぎて夜しか眠れないという困った後輩をどうにかすることは困難なことであった。


 この小僧どうしてくれようかと二人が三郎と睨み合いを始め、乱太郎が纏う空気以外の空気が三度ほどその温度を下げたとき、とたとたと廊下を走る音が響いてきた。
 軽い音の割に焦りを感じさせるその足音は、医務室の前で止まると息つく間もなく戸を開け放った。
 誰が見てもはっきりと焦っていると理解できる顔を覗かせたのは、二年い組の尾浜勘右衛門であった。

「失礼します!三郎は、鉢屋三郎はここにいますかいますよね!」
「あ、勘右衛門」
「げ、勘右衛門」
「あ、こ、こんにちは乱太郎先輩、川西先輩、三反田先輩!ひい!すみませんすぐに回収しますから!」

 ほわほわとした笑顔で名前を呼んでくれた乱太郎にちょっと頬を赤らめつつ挨拶をした勘右衛門は、恐ろしげな空気を纏っている四年と五年の先輩を見て顔を青くした。
 勘右衛門赤くなったり青くなったり器用だなーと暢気に笑う三郎をきっ、と睨み据えると、勘右衛門は三郎を乱太郎から引き剥がしにかかる。

「あ、おい!何するんだよ勘右衛門」
「何するんだよじゃないだろ!乱太郎先輩の邪魔をするなってこの前黒木先輩に言われたばっかりじゃないか!もう忘れたのか!」
「邪魔なんてしてない、楽しくお話しているだけだ!」
「それが邪魔になっちゃうんだって!」

 二人の二年生に挟まれて、乱太郎はまあまあ二人とも落ち着いて、と少し困ったような顔をしている。泣き出しそうなくらい盛大に困った顔をして、三郎を引き剥がしにかかっている勘右衛門を、左近と数馬は哀れみの篭った目で見つめた。
 どの学年にも苦労する生徒というものがいるもので、現二学年におけるその生徒が、尾浜勘右衛門という少年であった。

「なんて言ってる場合じゃない、助けに入ってやらないと」
「そうですね、申し訳ないけど鉢屋は尾浜だけじゃ対処しきれな」
「さぶろぉおおおおおおお!!」

 数馬の台詞の最後に被せるように、その声は上がった。その声の主は左近と数馬の間を風のごとくすり抜けると、あっとも言わぬ間に乱太郎に纏い付いていた三郎を引き剥がした。
 ぽかんと呆ける面々の前に現れたのは、三郎によく似た顔をした少年であった。いや彼の方こそが三郎に顔を貸している立場の少年であるのだが。
 彼の名前は不破雷蔵、二年ろ組の図書委員である。

「乱太郎先輩こんにちは。すみません、三郎がまたご迷惑をおかけして」
「こんにちは雷蔵。ううん、迷惑だなんてことないよ、ないからちょっと腕、緩めてあげた方が…」

 乱太郎にとろけるような笑顔を向けている雷蔵は、がっちりとその腕で三郎の首を絞めていた。三郎は先ほどまでの余裕はどこへやら、真っ青な顔をしてすみませんすみませんと必死になって謝っている。
 勘右衛門が、雷蔵決まっちゃう、決まっちゃうから力抜けって!さすがにそれはまずいって!と涙目になりつつ叫んでいるところに、おおい、と声が掛けられた。
 左近と数馬が入り口に目を向けると、そこには六年は組の図書副委員長であるきり丸が、一年ろ組の中在家長次と共に立っていた。

「あーあ、雷蔵の予感が的中したか」
「きり丸先輩」
「よお、川西に三反田。忙しいとこわりいんだけどさ、本の修繕中に長次が指やっちまってさ。ちょっと手当てしてやってくれ」
「中在家が?」
「うわ、これはまた深くやったな…」

 ざっくりといってしまっている傷を確認しながら、縫うほどの怪我ではないから安心しろと、どこか不安そうな顔をしていた長次を隅に座らせ、数馬は手当ての準備を始める。
 左近は、あ、鉢屋あれ落ちたんじゃねえ?いやまだかしぶといなーあいつなどと言っているきり丸にこそりと囁きかけた。

「あの、きり丸先輩」
「ん?」
「不破の予感とは、どういうことですか?」
「ああ、それか。いやさ、長次が指やっちまったときに、誰がここに連れていくかって話になったんだ」
「目に浮かびます、その光景」
「ははは、まあ、久作の奴はあまり大人数で押しかけるのは邪魔になるだけだし、お前に睨まれたくないからって辞退してたぜ。すげー残念そうな顔してたけど。…その時にさ、雷蔵が言ったんだ。『三郎が乱太郎先輩に迷惑をかけているような気がするので僕も行きます』ってな」

 あいつの乱太郎絡みの勘はよく当たるからなあ、それに鉢屋はあいつに任せるのが一番早いだろ?とからから笑うきり丸に、左近は、自分を情けなく思いつつもそうですねと答えた。

「しかし委員会はまだ始められそうにないですね…」
「そうだな…」
「雷蔵の奴も乱太郎のことが好きみてえだからなー」

 ちらちらと乱太郎の方に目をやっている長次の頭を撫でてやりながら、きり丸は笑った。乱太郎を誰よりも大切にしているきり丸の笑顔に、左近と数馬は身構える。
 以前、ある五年生がうっかり乱太郎を泣かせてしまったときの彼の恐ろしさは、忍術学園に学ぶ生徒たちの教訓となっていた。曰く、きり丸先輩を本気で怒らせたら、フラグが折れる、と。
 しかしきり丸は二人の心配を余所に、からからと軽やかな笑い声を上げ、雷蔵は俺が回収していくから心配するなと言った。

「保健委員の邪魔にはならねえよ。それじゃ鉢屋やあいつとかあいつと同じになっちまうからな」
「あの、きり丸先輩。ついでに鉢屋も回収していってくれませんか」
「あ、それは俺の仕事じゃねえからパス。それにあいつにはもうすぐこわーい迎えが来るだろうし」
「恐い迎え、ですか?」
「それは一体誰のことで」
「鉢屋」

 数馬の台詞はまたしても何者かの声に遮られた。低く、冷たいその声の主は、入り口ではなく天井から音もなく現れると、すでにライフゼロ状態の三郎の前に降り立った。
 一目で、怒っていると分かる様相で。

「く…黒木先輩…」
「鉢屋、言うことがあるなら聞いてやるが、どうだ」
「いえ、何もありません!!」
「では今から緊急委員会を開く。行くぞ」
「げ」
「なにか言ったか」
「何もありません!!」

 六年は組の学級委員長、黒木庄左ヱ門に言葉を掛けられた三郎はしゃきんと立ち上がると、名残惜しさを見せつつも入り口へと向かった。
 庄左ヱ門は、三郎に向けていたものとはまったく違う笑顔で、騒いでごめんと乱太郎に告げると、疲れきった顔の勘右衛門を労ってやりつつ医務室を後にした。
 頼もしい、頼もしいんだけど乱太郎先輩が絡むと恐い六年は組の先輩に、彼らだけは敵に回すまいと保健委員の二人が改めて心に誓っていると、きり丸がさてと、と声を上げた。

「俺らも退散すっか。一番恐いのがそろそろ来るだろうからなー。おーい、長次、雷蔵ー行くぞー」
「あ、長次、お大事にね!雷蔵も今度は一緒にお饅頭食べよう」
「はい、ありがとうございました」
「はい、ぜひ!」

 にこやかに去っていく三人に手を振る乱太郎の傍で、深いため息を吐いた左近と数馬が何を思ったかは定かではないが、とりあえず、一つ目の波は去ったと見て間違いはなかった。





「…ということがあった」
「そ、そんなことがあったんですか…僕が落とし穴に落ちてたときに…」

 しばらくして、ようやく医務室に姿を見せた伊作と、そして左近と数馬は、調薬中の乱太郎の邪魔にならぬようにひそひそと話をしていた。話題は先ほどの騒ぎについてである。
 話を聞かされた伊作はひゃーと目を丸くした。

「しかし、やっぱり不運に見舞われていたのか、伊作」
「大丈夫だったのか?怪我は?」
「ははは…六年は組の佐武先輩に助けていただいたので…それにどこにも怪我はありません」
「なら良かった。しかし佐武先輩かあ…あの先輩も怒らせたら恐そうだよなあ…」
「そうですか?佐武先輩とても優しい方だと思いますけど…」

 三人は思い思いに佐武虎若の顔を思い浮かべた。六年生の中でも背が高く、しっかりした体つきをした彼は、とても頼れる先輩で、先生方からの信頼も篤いと聞く。
 いつも鷹揚として穏和な雰囲気のその先輩が怒ったところなど三人は見たことがなかったのだが、左近は伊作の言葉を受けてこう言った。

「いや、ああいう普段は穏やかな先輩の方が怒ると恐いもんだ。まあ、一番怒らせてはならないのは…伏木蔵先輩だけどな…」
「ですね…医務室の死神の名は…洒落にならないですよね…ほんと…」

 まだ伏木蔵の恐ろしさを知らない伊作は首を傾げていたが、何度もその場面を目撃している左近と数馬は身震いした。
 うん、あの先輩が保健委員でよかった、敵じゃなくて良かったと思っていると、調薬を終えた乱太郎の声が三人にかかる。

「三人とも待たせてごめんね、そろそろ作業始めよう」
「はーい!」
「今日も無事に終わりますように…」
「今日は、の間違いだろ」
「言ってて悲しくないですか」
「うん、悲しい」

 今日は果たして無事に仕事を終えることができるのであろうか。その鍵は、六年は組の面々と、六年ろ組保健副委員長の鶴町伏木蔵が握っている。


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 今回は学級委員長委員会と図書委員会…と思って書いたらとんだ三郎フルボッコストーリーになってしまいました…
 三郎お好きな方には毎回申し訳ないです…すみません。

 ちなみに…きり丸を怒らせると乱太郎先輩とのフラグをバキバキに折られ、虎若を怒らせるとフラグを蜂の巣にされ、庄左ヱ門を怒らせるとフラグがなかったことになり、伏木蔵を怒らせるとフラグどころか自分の存在さえなかったことにされます。怖い。

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第3回BLove小説・漫画コンテスト結果発表!
テーマ「人外ファンタジー」
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