2011/8/10 小ネタ(三年→乱)



・小ネタ(会話文のみ)です、昨日の続きだよ!
・三年生と乱ちゃん
・黒々しい数馬がいます
・現代パラレル注意




 三年生の皆さんが乱ちゃんの夏休みの宿題を手伝おうとしているようです

「というわけで孫兵と左門と三之助は却下、と」
「今日は暑いですねと言うくらいの調子であっさりと!」
「藤内、もう、何も言わねえ方が良いって…」
「手伝いが邪魔になったらいけないと思ってるだけだ。何か文句でも?」
「いいえ、ないです!」
「でもさー、その理論でいくと数馬も駄目って事にならないか?」
「三之助…おめえ…」
「勇者なのかただのKYなのか…」
「どういうことだ」
「だって、数馬が乱太郎の宿題手伝ったら、枯れるぞ、確実に。朝顔が」
「あ」
「数馬、自分の朝顔も枯れなかったことないだろ?」
「そういえば…そうだったな…」
「乱太郎も不運だし、合わせて数馬の不運パワーでマジ1000%の確率で枯れるに違いない、だから」
「却下だな!!」
「……」
「か…数馬先輩…?」
「あ、数馬が沈んだ」
「違うー!それは嵐の前の静けさってやつだー!!逃げとけ三之助ー!!」

「さて、数馬が三之助とついでに左門を追いかけているうちにさっさと宿題片付けちまおうぜ…」
「そうだな…でも作兵衛、お前、工作は手伝うなよ」
「なんでだよ藤内」
「お前毎年毎年、凝りすぎて工作終わる前に夏休み終わってたじゃないか」
「そういうおめえは夏休みの友と計算ドリルは手伝うなよな」
「なんでだよ」
「復習だ予習だなんだかんだで夏休みを終わらせていたおめえにその担当が勤まるとでも?」
「…」
「…」

「い…伊賀崎先輩…富松先輩と浦風先輩がにらみ合いを始めてしまったんですけど、放っておいて良いんでしょうか…それと、数馬先輩と、その…」
「うん…仕方ないから僕がこれから止めに行って来る。だから乱太郎」
「はい」
「その間に…宿題、やっておけ」


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 今日の教訓(?)→宿題は自分の力でやりましょう。
 皆様、良い夏休みを!



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