2011/5/23 小話(留乱♀)



 今日はキスの日、らしいですね。日本で初めてキスシーンが登場する映画が封切りされた日だそうで、こういうのを考え付く人はすごいなあなんて思います。
 さて、じゃあせっかくだしキスネタでも考えようかと思ったんですが、なんというか、妄想してたら恥ずかしくなってきたのでちゅっちゅする小話は早々に諦めました☆
 なんででしょうね、下ネタやエロシーンもそんなに恥ずかしいとは思わないんですが、やたら照れます。ただ、ちゅっ、てキスさせるだけなのにね!ちゅっ、てされるにしてもするにしても、真っ赤になってダッシュで逃げる乱ちゃんは可愛いと思いますあれなんの話してましたっけ←


 これだけっていうのもあれなので、ちょっとした小話をば。
 女体化、年齢逆転、成長、現代パラレル注意です。
 留乱。


_ _ _ _ _

 唇に感じたのは、ふわりとした感覚だった。慌てて目の前を確認すると、そこにあったのはぼへっとした表情の、パンダのパペットがいる。
 さっき、自分の唇に触れたのはこいつかとパンダと睨めっこしていると、くすくすと笑う声が聞こえてきた。

「すごい顔してるよ、留三郎」
「ら、乱太郎先輩!?」

 右手に装着したパンダのパペットを留三郎の前から引くと、乱太郎は自らの顔の横にパペットを持っていく。なんというか、悔しくなるくらい可愛い。
 そして彼女はとても楽しそうに笑うと、ウインクをする。

「奪っちゃった!」

 とんでもない爆弾発言をかまして去っていく五つ上の先輩の背中を、留三郎は真っ赤になって見送ることしかできなかった。


_ _ _ _ _

 乱太郎先輩、後輩をからかうの巻。
 おそらくこの後、色んな後輩や同級生やらに同じことをやって、伊助辺りにこら!あんまり人をからかって遊んじゃ駄目!と怒られます。多分周りには乱ちゃんの可愛らしさにやられた野郎共がごろごろと…
 相手に留三郎を選んだのはただの趣味です。←



prev | next



×
「#オリジナル」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -