お昼もツッキーお母さんにご馳走になり、山口が家の用事があるからとご飯を食べて帰る。 私もご飯を食べて、そろそろお暇しなければ。 「ごめんね月島。すっかりお世話になっちゃた。」 「別に。……何かあったらちゃんと連絡しなよ。」 「あ、うん。もうこういう事しないように気を付ける、つもり。」 「……明日の部活、どうせ来るんでしょ?」 「当たり前じゃん。もう熱下がってるし。みんなにうつすこともないだろうし。」 「……いつものとこで待ってるから。っていうか、しんどかったら休みなよ。」 「わかってる。じゃ、また明日『家まで送るに決まってるデショ。』 ツッキー。 いやアンタ優しいよマジで。 こんなの漫画じゃなかったじゃん。 私の知らないツッキーを知れるのが、本当に嬉しい。 ← → back 95/83 |