「ナイスキー!!!」


「おーアサヒ今のやべーな!!!」


「まじか、ギリッギリ狙ってみたんだけど、スガ、もう一本頼む。」


「おい日向!!!休んだよな?休んだな!やるぞ!!」


「おー!!!」









いつも当たり前のように聞いている環境音が、頭をハンマーで殴られているみたいに響く。

駄目だ、外の空気吸わないと吐きそう ―――……、










「…黒月?お前顔真っ青だけど。」


「〜〜…ごめ、 ちょっと ……―――」






ぐらり、と身体が傾く。

世界が回るような感覚で視界が回る
 


倒れたのが自分で分かったのに 、痛みが来ない。







「  ―――黒月!!」





 嗚呼  ――――……、   ツッキーの声が、 する ……、






私の意識はそこで完全に途切れた。




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