結局私はそれ以上追及されないようにギャーギャーとツッキーに話しかけながら、なんとか家の前に到着。 「…あのさ。」 「ん?なに。」 「もし君鍵とか無くしたらどうすんの。一人なんデショ?」 「あー…入口の横。植木鉢あるじゃない?その下にスペアキーある。」 「……物騒にもほどがあるデショ。ってかそれ僕に言ってる時点で防犯的なアレソレ消えてない?」 「問題ないしょー。ま、鍵無くすなんてヘマを私はしないし、なくした事1回しかないし。」 「………あるのかよ。」 「いいの!!!!送ってくれてアリガト。気を付けて帰ってね。」 「まぁ適当に帰るし。じゃあね。」 そういって再びヘッドホンを耳に当ててツッキーは帰っていく。 なんだかんだ、ちゃんと家まで送ってくれるんだよねツッキーって。 そういうとこ、まじでスキ。 ← → back 95/63 |