結局私はそれ以上追及されないようにギャーギャーとツッキーに話しかけながら、なんとか家の前に到着。





「…あのさ。」


「ん?なに。」


「もし君鍵とか無くしたらどうすんの。一人なんデショ?」


「あー…入口の横。植木鉢あるじゃない?その下にスペアキーある。」


「……物騒にもほどがあるデショ。ってかそれ僕に言ってる時点で防犯的なアレソレ消えてない?」


「問題ないしょー。ま、鍵無くすなんてヘマを私はしないし、なくした事1回しかないし。」


「………あるのかよ。」


「いいの!!!!送ってくれてアリガト。気を付けて帰ってね。」


「まぁ適当に帰るし。じゃあね。」






そういって再びヘッドホンを耳に当ててツッキーは帰っていく。

なんだかんだ、ちゃんと家まで送ってくれるんだよねツッキーって。
そういうとこ、まじでスキ。




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