「詩織〜大丈夫かーー!?お前可愛いんだから気を付けろよ〜あーいうチャライ系!!!」


「あ、はい。突然すぎてフリーズしてしまいました。」





いや本当にフリーズもんだよ。

兎にも角にも!!
これで青葉城西の件は終わり!


次が重要だよ!!!旭さんとのやっさんの件だし!!!
これはツッキー関係ないからいいんだけども、さてどうなるのかな……。




体育館へ戻り、試合の反省をした後。






「あー詩織わりぃ!今日俺寄るところあってさ、送っていけないんだ。」


「大丈夫ですよ、子供じゃないんですか『俺達はまだ子供だよ!!』





あ、そうだった私15だった。
ついつい20のつもりで話してた………。





「とにかく問題ないデスヨ、一人で『送っていきますよ、僕と山口で。』






――――へ?


後ろからの声に振り返ると、着替えを終えたツッキーと山口が立っていて。
送るって…マジで言ってるの!?





「おーんじゃ頼んだわ!我が強くても詩織も女の子だしさ!俺達の部活で一生懸命やってくれてるのもあるからやっぱ心配になるべ〜。

じゃ、よろしくなー!!!」





スガさんはツッキーと山口の背中をバンバンと叩いて帰っていく。
そして私は何故かいつもの3人で帰ることになった。

 




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