「えっと………今なんて…『だから、うちに来なよ!!!』







えっと、この人は一体何を言っているのだろうか。







「私は烏野高校のマネージャーです。」


「えーだって!君みたいな優秀な子来てくれたら俺達超嬉しいし!それに、飛雄よりも俺の方が上手いよ?!えっと名前なんて言うんだっけ君」


「……………黒月詩織デス。じゃなくって、あの『何してんの。』








後ろから、さらに聞きなれた声が聞こえた。

えええええこんな状況になるなんて私知らないんだけど!!!!!!







「あれぇ?烏野にもついに長身選手入ったんだ。君1年生?」


「…そうですけど。エリート校の方が、ウチのマネージャーに何の用ですか。」


「ウチに来ないかって勧誘してたんだよ、メガネくん♪」


「―――は?『月島!!  とにかく、私は烏野以外にどこにも行きませんから!』





そういって月島をぐいぐい片手で押しながら去ろうとして。

ふ、と思い出し一瞬だけ足を止めた。




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