★3話★





『ナイスキー!』




体育館に響き渡る声。

そう、今は朝練の真っ最中です。
私は潔子さんと一緒にドリンクを用意したり、ノートを付けたりと忙しく部活に励んでます。



まず朝起きて、弁当を自分で作って、家を出る。
そこまではいつもと同じ日常だった。





「……ちょっと、遅いんだけど。」


「おはよう黒月さん!」


「………オハヨウゴザイマス。」





途中でツッキーと山口に待ち伏せをされていたのだ。

っていうか、どうしてこうなってしまったのか。
昨日たまたま偶然見られてしまった所為だ。


これぐらいスガさんので慣れているのに……。
漫画じゃわからなかったツッキーのやさしさ。
あ、山口が優しいのはもうわかってる、あと可愛いよね山口。



とにかく、そんなことが朝から起きた。


確かに私はツッキーにあうために烏野を受験してマネージャーになったけど。
正直見てるだけで満足していたのに、なんか変な事になってる気がする。




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