「黒月さんほっぺた赤くなってんじゃん!!!」 「え?あーまぁ痛くないし大丈夫だよ。こう言う事私慣れてるから。」 「……馬鹿なの?慣れてるとか。」 「ほら、スガさん!あの人もすっごいモテモテだったのよ中学の時! んでよく呼び出されて普通にリンチされてたんだよね昔。 やり返せるけどさ、やり返して暴力沙汰になったら、部活に支障でるじゃんね。」 そう。 多分喧嘩させたら私の方が普通に強いんだけど、蹴りもパンチも。 でも一部員としてそういうことしちゃいけないってわかってる。 「まぁ、女の癖に蹴りまではちょっと想定外だったけども。」 「それ大問題じゃん!!!! 「……君さ、危なっかしすぎるんだよね。見てて。」 「私の所為じゃないと思うんだけどなぁ……。」 え?!ってか見ててっつった!? 私見られてたの!?マジで!? 「あのさ、僕達の目の届く範囲で行動してくんない?」 「――――は?どういう意味それ。」 「つまり、一緒に移動したりご飯食べたり部活行ったりしよう!ってこと!だよね?ツッキー!」 「山口煩い。」 「ごめんツッキー♪」 ← → back 95/23 |