「黒月さんほっぺた赤くなってんじゃん!!!」


「え?あーまぁ痛くないし大丈夫だよ。こう言う事私慣れてるから。」


「……馬鹿なの?慣れてるとか。」


「ほら、スガさん!あの人もすっごいモテモテだったのよ中学の時!
んでよく呼び出されて普通にリンチされてたんだよね昔。
やり返せるけどさ、やり返して暴力沙汰になったら、部活に支障でるじゃんね。」





そう。

多分喧嘩させたら私の方が普通に強いんだけど、蹴りもパンチも。
でも一部員としてそういうことしちゃいけないってわかってる。





「まぁ、女の癖に蹴りまではちょっと想定外だったけども。」


「それ大問題じゃん!!!!


「……君さ、危なっかしすぎるんだよね。見てて。」


「私の所為じゃないと思うんだけどなぁ……。」





え?!ってか見ててっつった!?

私見られてたの!?マジで!?





「あのさ、僕達の目の届く範囲で行動してくんない?」


「――――は?どういう意味それ。」


「つまり、一緒に移動したりご飯食べたり部活行ったりしよう!ってこと!だよね?ツッキー!」


「山口煩い。」


「ごめんツッキー♪」

 




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