「ってぇ………、」 「人の話はちゃんと聞く事ね!もう二度と彼たちに近づかないで!」 「私達中学の時からのファンなんだから!!!」 「ならもう面倒くさいからとっとと告白しちゃえばいいじゃん。そんなの勇気ないからただ逃げてるだけ。ダッサ 。」 「〜〜〜〜〜〜ふざけないでッ!!!!!!!」 今度は腕ではなく動いていたのは彼女の足。 え、もしかしてこれ蹴り入れられるやつ!? 「(流石に蹴りはアウトでしょー―――)ちょっ『なにしてんのさ。』 聞きなれた声と共に、私は後ろへとグっと引っ張られ、その身体はぽふん、と受け止められる。 「――――へ? って月島 ……!?」 「黒月さん大丈夫!?」 「っと山口…どうして…。」 「っていうか。どうしてはこっちの台詞なんだけど。何やってんのアンタ達。」 「ッ、 な、何もしてないわよ!!!!」 だだだーーーーーっと去っていってしまう月島山口ファン一同。(長い) ← → back 95/22 |