キーンコーンカーンコーン、とお昼のベルが鳴り響けば、私は自分の席でお弁当を開く。

こういう時窓際でよかったなって結構真面目に思う。
屋上とか中庭とかもいいけど、そもそも移動めんどくさいしー。







「ねぇ。」


「――――ふへ?」






今まさにたこさんウィンナーを頬張ってる瞬間。

ツッキーに声を掛けられ思わず固まる私。
今すっごい間抜け面をしていた自覚がある。






「………凄いぶっさいくな顔してるけど、君。」


「なッ …///急に声かけるからじゃん!で?なに!?」


「君、なんでマネージャーなんかやってるの。」


「え?なんで ………?」


「……バレー経験者デショ。体育の時山口とちょっと見てたけど。」






え!?見られてたの!?

全く気付かなかったんだけど!!!!!





 




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