キーンコーンカーンコーン、とお昼のベルが鳴り響けば、私は自分の席でお弁当を開く。 こういう時窓際でよかったなって結構真面目に思う。 屋上とか中庭とかもいいけど、そもそも移動めんどくさいしー。 「ねぇ。」 「――――ふへ?」 今まさにたこさんウィンナーを頬張ってる瞬間。 ツッキーに声を掛けられ思わず固まる私。 今すっごい間抜け面をしていた自覚がある。 「………凄いぶっさいくな顔してるけど、君。」 「なッ …///急に声かけるからじゃん!で?なに!?」 「君、なんでマネージャーなんかやってるの。」 「え?なんで ………?」 「……バレー経験者デショ。体育の時山口とちょっと見てたけど。」 え!?見られてたの!? 全く気付かなかったんだけど!!!!! ← → back 95/19 |