18時になり練習も終われば、第三体育館組は昨日の顔ぶれ。
そこにはもちろん――――、





「遅くなりましたー!蛍がグズるもんで中々『人を赤ん坊みたいに言わないでくれる?!』




今日も月島兄妹が来いた。
俺はその姿を見るだけで顔が綻んでいたかもしれない。

日中の事もあるし少しは心配もするが、ツッキーも一緒に来たと言う事はもう大丈夫なんだなと自分で勝手に解釈をして言葉を飲み込んだ。






「今日はリエーフもいるし、3:3やろうぜ。」







そう俺が言えば組み合わせは必然とこうなるわけで。








「あの……これすげーバランス悪くないすか?月島妹ちゃんとリエーフ交換してくださいよ。」


「いやそうなるとこっちセッターいなくなんだろ?リエーフで我慢しろ!」


「ちょっと我慢ってなんすかー!」


「ヘイヘイヘーイ!!!いくぞリエーフ!」


「ういーーっす!!!!」


「………。」





 
 




back
175/18


「#ファンタジー」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -