「 ぇ ………っと ……その ……」 「―――――――はッ!?あっごめッ ////////」 ここにきて漸く俺の理性が戻ってくる。いやいやいやいや俺は何寝込み襲ってるんだよ!!!? 「えと……び、吃驚、しました ……。」 「ごめん、ほんとごめん!!!!!俺余裕なさ過ぎて格好悪すぎッ ………!!」 「……ふふっ。」 全力で謝り焦っていると、詩織がクスっと笑みを浮かべる。 「謝らないでください。吃驚しただけで、私別に嫌じゃなかった、ですから ……。」 「ッ/////」 「わかってますよ、てっちゃんは私より二つ年上ですし、それに、その………、」 詩織がもの凄く顔を真っ赤にしながらチラチラと俺の下の方へと視線を向けている。 勿論その視線の先に居たのは元気になっている黒尾さんの黒尾さんだ。 「!!!!????????これはッ/////ちがッ ……くないけども!!!」 「そ、そう言う事したい、というのも勿論分かってます。お互いが好きならいつまでもプラトニックな関係を望むなんてないでしょうし。あ、これは蛍の受け売りですけども。 ………さ、流石に今日は色々心の準備が、その……」 「俺別に焦ってないし!!!そういうのはもうちょっとゆっくり『てっちゃんの誕生日……。』 「…へ?」 「……まで、待ってもらえます、か …?」 ← → back 175/100 |