俺は黒尾さんの黒尾さんを納めて、ケーキを貰いに下へ降りる。 「あー鉄朗!詩織ちゃん寝ちゃってるみたいだから、今日は泊めてあげなさい。」 「は!?」 「付き合ってるんでしょ?お泊りぐらい普通じゃない、あ!ただ私達居るときはそう言う事しないでよ!居ない所で『アケスケ!!!!ちょっとは恥じらえよ/////!!!!』 本当にお袋には逆に驚く。 普通駄目だろ!?俺は17でも詩織はこの前まで中学生だったというのに。 っつーか…、 部屋へと戻ると、詩織がベッドに寄りかかって確かに寝落ちていた。 そりゃそうか。 毎日マネとトレーナーの仕事をして、俺らと同じぐらい動いている筈で。 絶対に笑顔で俺達を見てくれていて。 俺は詩織の横に腰を下ろしてゆっくり髪を撫でる。 ふ、っと時計を見るともうすぐ0時。 俺はふっと思う。 横には可愛い彼女が寝落ちしている。 そして黒尾さんの黒尾さんへ視線を落とすと、そりゃ元気になっていた。 いやだって仕方なくねぇ!? こんな時間で二人きりとか!!!意識しちまうだろうがよ!!! チラリズムする太腿と胸元が、俺の理性の糸をブチぎりそうになる。 耐えろ、耐えろ俺。 そういうのは!もうちょっと大人になってからで!!!!! 「ん、 ………て っちゃ ………、」 ――――――――ぷつん、と俺の理性の糸が切れた。 ← → back 175/98 |