俺は黒尾さんの黒尾さんを納めて、ケーキを貰いに下へ降りる。




「あー鉄朗!詩織ちゃん寝ちゃってるみたいだから、今日は泊めてあげなさい。」


「は!?」


「付き合ってるんでしょ?お泊りぐらい普通じゃない、あ!ただ私達居るときはそう言う事しないでよ!居ない所で『アケスケ!!!!ちょっとは恥じらえよ/////!!!!』






本当にお袋には逆に驚く。
普通駄目だろ!?俺は17でも詩織はこの前まで中学生だったというのに。


っつーか…、





部屋へと戻ると、詩織がベッドに寄りかかって確かに寝落ちていた。

そりゃそうか。
毎日マネとトレーナーの仕事をして、俺らと同じぐらい動いている筈で。
絶対に笑顔で俺達を見てくれていて。


俺は詩織の横に腰を下ろしてゆっくり髪を撫でる。

ふ、っと時計を見るともうすぐ0時。
俺はふっと思う。


横には可愛い彼女が寝落ちしている。
そして黒尾さんの黒尾さんへ視線を落とすと、そりゃ元気になっていた。



いやだって仕方なくねぇ!?
こんな時間で二人きりとか!!!意識しちまうだろうがよ!!!

チラリズムする太腿と胸元が、俺の理性の糸をブチぎりそうになる。
耐えろ、耐えろ俺。


そういうのは!もうちょっと大人になってからで!!!!!




「ん、 ………て  っちゃ ………、」










    ――――――――ぷつん、と俺の理性の糸が切れた。



 




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