「なにツッキーどしたの??こぉんなところに呼び出して。」 「……詩織から聞きました。貴方達の事。」 「え゛///!?」 「…赤葦さんならまだ分かるんですが、黒尾さんなのはちょっとびっくりしました。」 「なんで!?そりゃ赤葦は見るからに紳士っぽいけどさ!!!」 「……でも、詩織がとても嬉しそうな声で報告してきました。だから、大丈夫かなって。」 「ツッキー……。」 「僕は近くで守る事が出来ません。だから、詩織の事、宜しくお願いします。」 ツッキー……。 めちゃシスコンとか思っててごめんなさい!!!! 「あ、そうそうもう一つ。もうすぐ、僕誕生日なんです。」 「へぇ!ツッキーも16歳か!」 「……分かってますか?」 「プレゼントだろ!?まぁ可愛い後輩の為に用意をして『僕と詩織は双子ですよ。』 ――――――――あぁぁぁぁ!!! 「詩織も誕生日!!!!!!!!」 「そう言う事です。僕が知る限り初めての彼氏だと思うので。 ちゃんとお祝いしてあげてくださいね。あ、僕にも待ってます。」 じゃ、と手をひらひらさせて去っていくツッキー。 大変だ!!!! 誕生日!!!! 初めてのイベント!!!!!! ← → back 175/91 |