気だるい体を動かすと聞きなれない“ジャラ”という音。
気付いたら目の前は真っ暗で、どうやら体の自由も奪われてしまっているらしい。

頭も少しぼうっとしていて、何故自分がこんな状況にいるのかを思い出せない。


「んんっ、」


声を出そうとしても口も封じられているようだ。
落ち着いて、周りに意識を集中してみるとざわざわと人の声が聞こえてきた。




『みなさまお待たせいたしました。次の商品をご紹介いたしましょう。』

「(商品…?)」


何の話だ、と思っているとバサッと布が落ちる音とともに周囲のざわめきがいっそう大きくなったのがわかった。



『今回はなかなかの上玉ですよ。どう躾けるかはお客様次第です。それでは落札に―』

「ちょっと待ってくれ、それではちゃんと顔が見えない。」

「そうだ。せめて目隠しを取ってくれ」

『…わかりました。では…』


一通りの会話が終わった後、急に視界が開ける。照明が自分に当っていてそれが眩しくて目を細めた。


「おおっ素晴らしい!」

「本当に久しぶりの上玉だな!」


『満足いただけて何より…それでは落札の方に参ります。それでは100万から―』


「200!」
「400!」
「1000!」




あちこちで飛び交う数字。
その意味を理解できなくてぼんやりと客席を眺める俺が、このあと自分がどうなるのかなんて知る由もなかった。









×



よくありがちなオークションパロ
どっかで拉致られた正臣くん

オークションに出展される

客ハァハァ


最後は臨也さんに落札されればいいな。まあシズちゃんでもおk

臨也さんならBADエンド
シズちゃんならHAPPYエンド


てな感じっすかね終わっときます(^^)







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