日常
※ほとんど絡みは、なし!←ぇ
「ちょーっと、お兄さん方。そんな怖い面して3人で迫っちゃこの美目麗しいお嬢さんが怯えちゃってるじゃないっすかー。」
「あぁ?何だてめえ。」
いきなりどういう状況かって?
簡潔に説明しよう。
放課後、帝人達は委員会だっつーから久しぶりに1人でナンパでもしようと街をふらついてたわけ。そしたら何やら路地の方でか弱いお嬢さんが厳ついおにーさん達に絡まれているじゃないか!しかもその厳ついおにーさん方、黄色い。
ってことで、まあすかさず間に割って入ったわけよ。
そして冒頭に戻る。
あ、もしかしなくとも今の俺かっこよくね?いつもの3割増しってとこ?
思わずニヤける顔を引き締めつつお兄さん達を見る。
ったくいい年して、黄巾賊も堕ちたもんだな。情けねぇ。
「俺らさぁ、今お楽しみ中なわけよ?邪魔すんならただじゃおかねえよ?」
「それって合意の上なんすかー?まさかゴーカンっすかー?うわサイテー。卑劣ー。ヘンタイっすねー。」
「おいおい、お前さ、誰に向かって口きいてんのかわかってる?この黄色いバンダナ見えねえわけじゃねえよな?あぁ?」
俺の胸ぐらを掴んだ黄巾賊のおにーさん。暴力はんたーい。って、ま、ちょっとくらいやっちゃってもいいよな。ここでかっこよく片付けちゃえば、後ろのお嬢さんも俺にベタ惚れ間違いなし。
そんなことを考えまたしてもニヤける顔を必死に隠している時だった。
ガッシャーン
「あ?何だ、」
もの凄い音が周囲に響き渡る。黄巾賊の連中も何事かと音の方に顔を向ける。もちろん俺も。
しかし、何だか聞き覚えのあるその音に、俺の中に不安が芽生え始める。
何か固いものが、地面にぶち当たって砕ける音―。
そして聞こえてきた怒声。
うん、もう嫌な予感しかしないんだが―。
「イザヤァア!!池袋からっ、出てけぇえー!!」
「あは、しずちゃんたら、相変わらず短気だねー。カルシウム摂取した方がいいよー?」
「うるせぇえ!!」
案の定というか何というか、音の方から走ってくるバーテン服の男と黒い人物。
池袋最強と呼ばれる
平和島静雄と―、
俺の大嫌いな
折原臨也。
何であの人が池袋にいるんだ?呆然とそっちを見ていたら折原臨也と目があった。ニヤリと歪んだその口許をみて、ああもう最悪だと心の奥底で悪態をついた。
振り返ると先ほどまで後ろにいたか弱きお嬢さんはいつの間にかいなくなっていて、目の前のチンピラと明らかにこちらに向かって走ってくる折原臨也からどう逃げようか必死に考える俺であった。
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何だこれは・・・!!/(^^)\
臨也との絡みが薄すぎる!!
すいませんorz