仲睦まじく談笑する私と亮。一見普通の親しい者同士。何気ない会話をしながら相手へのスキンシップを取る。いつもの風景。
ただ、一つおかしな部分を除けば。
亮は、自身の陰茎を下着から剥き出しにさせ、私の身体に接触させている。亮が言うには、こうしていると落ち着くらしい。今に襲われてもおかしくない状況だが、今まで亮がこうしているときに襲ったことも無い。ただ、私の腕や足に陰茎を接触させているだけだ。
「亮」 「どうした?」 「それ…いつまで?」
ちら、と一瞬だけ亮の下半身に目をやれば、亮は顔を真っ赤にさせた。一応羞恥心はあるらしい。無いと困るけど。
「ちあきはいつまでなら良いんだよ?」 「…いつまででもいいけど、帰るまでなら」
そう言うと亮はにっこりと爽やかな笑顔を浮かべた。可愛い奴。下半身剥き出しの露出魔のクセに。なんて心の中で悪態をつきながら私は微笑み返した。
そして、また私達は他愛も無い話を続ける。
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