ADAM


空を飛ぶのと同じくらい、その愛は罪深きもの
(だけど犯さずにはいられない)

許されざる獲物狩りの後、誰に許されたいのか
(君さえいてくれれば)

きっと盲目は人を獣臭くする
(手探りで宝さがし)

本能にしたがう我が儘をどうか今だけ
(そうしたら普段通りの冷静へ)

衣の下に隠しても、心の奥底にしまっても
(あるものはある、何も変わっちゃいないのだ)

裸足でいた頃の自由を忘れないでいて
(キラキラしていた君の瞳が)

波の声が聞こえないのは、鱗をつけ忘れた証拠
(君が海へ沈まないことを願う)

たとえエデンの外にあっても、そこがエデンと思える幸せを
(ああ、君さえ)

踏み台にすべき過ちを留める
(誰を踏み台にするより)

キスなんてしなくとも、この唇はあなたのものです
(どうか信じて、愛して)


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