感じ勘付く 『2/2』






嫌でも耳に入ってくる会話。




聞いてて吃驚しなかったと言えば嘘になる。




普通に彼のセンパイであろう人とじゃれてる姿は
教室で見せるそれと明らかに違っていたからだ。




なんだ。
彼にもちゃんと素で接する人間がいたのか。




チクリ。




どこかが疼いた…ような気がした。




「名前サン?」







「っ…。」




顔を覗き込んでくる黄瀬。




1番最初に言葉を交わしたときを思い出させた。




「どうしたんスか?」







「別に。」







純粋笑顔の真




それは小さな合図




fin





続きなのかどうか…。

いくつかリクエストを頂いたので書いてみましたが
こんな文になってしまい申し訳ないです。



2012/06/08.




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