学生の敵に立ち向かえ!
「・・・マジですか。」
「大マジだ。」
「え、じゃあこれで成績悪かったら・・・、」
「ウインターカップどころじゃないアル。」
陽泉高校バスケ部。
大 ピ ン チ!
「とりあえず、一番の問題はアイツだ。」
ぽりぽり
「当たり前じゃろ。」
「でも、どうするんですか?」
「てか、そもそも先輩達の成績は・・・?」
「リュウ、お前危なかったよな?
1学期末ん時、赤ギリギリじゃなかったか?」
「アイツよりかはマシアル。」
ぽりぽり
「わかりました。
・・・とりあえず、」
5人、顔をつき合わせて頷く。
「敦。」
「ん〜?」
「「「勉強するぞ(アル)」」」
「え、嫌「じゃねーんだ!!」
・・・え〜」
ぽりぽり
「敦。
これは、私たちの未来の懸かったことだからね?」
頬張ってたお菓子を取り上げるリュウ先輩。
学生の敵に立ち向かえ!(中間で追試食らったら試合出れねーじゃんか!)
(うちの守りの要、何やらかしてるアルか!)