急接近予報につきまして
「遊飴ちんさ。
最近室ちんと仲良くない?」
「え、そう?」
「2人でよく話してるのも見るしさ。」
「・・・そうかな・・・?」
全く意識してなかった。
てか、敦よく見てたな・・・。
「あ、遊飴ちゃん。
この前の小テスト、どうだった?」
「辰也先輩!
辰也先輩のおかげで何とかなりました。
わざわざ教えてくれて
本当にありがとうございました。」
「力になれてよかったよ。
じゃあ、また部活でね。
敦、あんまりお菓子食べ過ぎるなよ。」
「ん〜。」
ひらひらと手を振って別れる。
「ほら、いつの間にか名前呼びになってるし。
それにどっちも話してる時、すんげぇ嬉しそうな顔してるよ〜?」
「うぇ?」
急接近予報につきまして(最近遊飴ちんと仲良いね〜)
(次はどうやって仕掛けようかな)