14;00
「ゲーセン?」
「ゲーセンっス。」
「…帰る、」
「タンマタンマ!」
「ぐぇ。」
カエルが踏まれたような声を出す真ちゃん。
おもしれぇ。
真ちゃんを引きずって中へ中へ進んでく。
哀恋センパイは後ろから笑って着いて来てくれてる。
「プリクラ?」
「さっすが、哀恋センパイ!
ほら、真ちゃん。入った入った。」
「おい、高尾!俺は…、」
「いいじゃん。
先輩命令だよ?緑間君。」
「茨路先輩!?」
悲鳴を上げる真ちゃん。
「ナイスノリっス!
哀恋センパイ!」
真ちゃんを無理矢理プリ機に押し込んだ。
14:00楽しんだ者勝ちじゃん?高校生って。