征君と放課後時間
「頑張れー。」
「紫穂。」
「征君じゃん。
休憩中ー?」
「あぁ。」
すとん
と、隣に腰を降ろした征君。
何というか。
「水も滴るいい男?」
「何言ってるんだ、紫穂」
「じゃあ、汗も・・・」
「そーゆー問題じゃないだろ。」
はぁ、と明らかに(←これ重要)
ボクを貶したような溜息を吐く征君。
ボク、ぶろーくんはーとだよ?
征君。
「自覚あるだけマシか。」
「ぎゃす!」征君と放課後時間「涼ちゃーん」
「何スか?紫穂っち」
「征君が虐めるー。」
「あー、ダメっスよ!赤司っち。
紫穂っちは女の子なんスから。」
「涼ちゃん・・・!」
「(黄瀬、後で覚えておけばいい。)」