開店同時地獄絵図







「「「「「「黄瀬君!!」」」」」」




開店と同時に
涼ちゃんがファンに囲まれた。




興味半分で外を見てみたら・・・。




「・・・マジっスか。」




大・行・列。




「ちょっ、え?」







「倉科さん。
抹茶ラテとココア追加です。」







「こっちはサンドウィッチなのだよ。」




うん、やっと征君がボクを
置いた理由がわかった。




これは厨房が大変だ。




さつきを厨房に置くわけには
(どう考えても)いかないし。




「ボク、部員じゃないのに・・・。」







「ドンマイです、紫穂先輩・・・。」




あはっ。
後輩にも名前を覚えられるように
なっちゃったよ、ボク。




「とりあえず模擬店周りは
出来ないかぁ〜。」




やれやれ。




ちらりと店内を見ての感想。








開店同時地獄絵図




「ぐすっ。
ボクの青春が・・・。」




「バスケ部に入り浸ってるだけで
充分青春だろ。」




「・・・ぐすっ。」




とりあえず征君がオコに
ならないようにしよう。













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