テスト1週間前の悲劇
「「は?テスト休み?」」
「このバスケ馬鹿共め。」
征君とさつきはため息を吐いた。
「や、だって・・・!」
「だって、じゃないのだよ!」
「中間までちょうど一週間です。」
ズコォーとシェイクを飲み干すテツ。
「えっ、皆知ってたんスか!?」
「「当たり前なのだよ。」」
「とりあえず倉科。
覚悟はいいな?」
「酷い!」
思わず涼太に泣きつく。
どっかの誰かとは違って、
優しく撫でてくれた。
・・・若干子供扱い・・・
「赤点なんか出したら・・・
わかってるな?」
「「はい!!」」テスト一週間前の悲劇「死ぬ気で勉強しろ。」
「「はい!」」
「お前らは教えろ。
このバスケ馬鹿共に。」
「え、ボクも・・・。」
「当たり前だ。」
「はい・・・。」