「わかりました。
話を続けましょう」
私は、きっぱりといった。
七人目が来なければ、新堂さんの話で最後。
取材が中途半端で終わるよりは、最後までやり遂げたい。
……そう思ったの。
ところが、その時……。
「うわっ！」
突然、短い悲鳴があがった。
新堂さんの声だ。
真っ暗で、何が起こったのかはわからない。
「新堂さん……！？」
立ち上がろうとした瞬間、私の後頭部にも衝撃が走った。
何……？
何が起こったの？
目の前に広がる闇が大きくよじれ、不気味な渦を作り始める。
そして、私の意識はさらに深い闇の奥へと、いっきに引きずり込まれていった……。
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