柳蓮二ver.

「…そうか。なんだ?欲求不満か?もしくは、女性は男性に抱き付くと3分の1ストレスを解消できるらしいな。俺をストレス解消の道具にするつもりか?ふっ、そう拗ねるな。冗談だ。ほら、どうした来ないのか?お前のために腕を広げて待っているんだぞ?他の視線が痛いがお前のためにやってやるんだ。気の代わり?そんなことはない。意外と俺はいつでも美桜に抱き付きたいと思っているぞ?美桜は恥ずかしいといって俺から逃げる確率は高いからな。ん?珍しくパーセンテージで言わないだと?当たり前だ。俺はお前のことになると少々判断力が鈍るという結果が出ている。どうした?もっと強く抱いても構わないぞ?そうだな、お前はそういうやつだ。自分で言って恥ずかしくなって顔を隠す。その癖は治したほうがいいぞ。俺は構わない。お前の身がどうなるかはわからないが、な。しかし、美桜、シャンプーを変えたか?良い匂いがする。嫌いか、だと?いや、こちらのほうが俺としては好みだ。どちらにせよ美桜に合っ
ていたら俺は良いと思うが。……い、や…すまない。上を見るな。俺の顔を見るんじゃないぞ?俺でも動揺するときはある。さっきのように不意打ちに好きなどと言われるとすぐに体温が上昇する。…まあ、簡単に言うと赤くなるわけだ。デビル化ではないぞ?そうだ、さっきの返事をしていなかったな。いらない?ほう、美桜は俺を赤面させておいて逃げるつもりか?しかたないな、美桜が嫌いな耳元で言ってやる。……好きだ。ふっ、すまないな。体を強張らすな。やめて?それは無理な相談だな。お前が可愛いのがいけない。お前を可愛いと思わなくなったら俺は何もしないだろう。まあ、その心配はないがな」