グッバイ、さよなら
※必読(03/07 追記 確認をお願いします)
Chapter.1
『かえして私のガラスの靴を/かえして私の子供の日を/かえして/かえして 私自身を!』
01 − 寺山修司「灰娘」
『夜あけの晩に/魔女が仮面を売りにきた/どっちの顔がほしい?/どっちの顔がほしい?』
02 − 寺山修司「人あて鬼」
『子猫がいねむりしてるまに/ああ/地球がまわる/地球がまわる』
03 − 寺山修司「子猫」
『あたしはいつもはだしで歩く/言葉と沈黙の間は浅瀬の河岸』
04 − 寺山修司「水妖記3」
『万有引力とは/ひき合う孤独の力である』
05 − 谷川俊太郎「二十億光年の孤独」
Past Story.sideM 1
『言葉で/一羽の鴎を/撃ち落とすことができるか』
06 − 寺山修司「けむり」
『ちいさなちいさなエンピツに/ちいさなちいさなはなさいた/ちいさなちいさなだいじけん』
07 − 寺山修司「ぼくの作ったマザーグース」
『Animal I Have Become』
08 − Three Days Grace「One X」
Chapter.2
『色鉛筆へ/またがって/ゆくぞ地獄へ菓子買いに』
09 − 寺山修司「ぼくの作ったマザーグース」
『花やかな月が空にのぼった/げに大地の明るいことは。』
10 − 荻原朔太郎「家畜」
『小さな白い羊たちよ/家の屋根の下にお這入り/静かに涙ぐましく動物の足調子をふんで。』
11 − 荻原朔太郎「家畜」
『火を消すには火をもって為せ。』
12 − ウィリアム・シェークスピア「ロミオとジュリエット」
『その宝石を見ただけで/少女は魔女にかわってしまった』
13 − 寺山修司「魔法」
『快楽は罪だ。そしてときとしては罪は快楽だ。』
14 − バイロン「ドン・ジュアン」
Interlude
『あなたの目は、こっそりと私の心を盗む。
泥棒! 泥棒! 泥棒!』
15 − モリエール「贋才女」
『Just Monaka.』
16 − 元ネタ「Doki Doki Literature Club!」より「Just Monika.」
Past Story.sideM 2
『でも/ぼくがいつまでも/わすれられないのは/ひとり/という名のとりです』
17 − 寺山修司「ひとり」
『あなたは往ったり来たり/休んだり/一人の子供以外には/だれも見る人も無いように/僕の心臓の中で振舞うのだ。』
18 − ジュール・シュペルヴィエル「心臓」
Chapter.3
『ちいさな ばらのつぼみが/ほんのりと/ほんのりと/ほんのりと めをさまし/はなひらく』
19 − のばらめぐみ「はなひらく」
『天文学とは/恋愛論の もうひとつの 呼び名なのです』
20 − 寺山修司「愛の天文学」
『あたしはあなたの病気です』
21 − 寺山修司「疫病流行記」
『神を殺して、仏を売って、何の南があるものか。地獄。煉獄。水しぶき。歴史を書くのは右の手で、舵をとるのは左手だ!』
22 − 寺山修司「疫病流行記」
『書物の中の少女に恋してしまったぼくは/書物の中に入ってゆくための道を見出さなければならない』
23 − 寺山修司「片想いの詩集」
『だから/どうか星を撃たないでください/少女は盲目になってしまいます』
24 − 寺山修司「水妖記1」
『一篇の詩の/内と外とにしめ出されて/私は/だまって海を見ている』
25 − 寺山修司「かなしみ」
『わたしのからだにとじこめられた/ほんとのわたしは泣いている』
26 − 寺山修司「ぼくの作ったマザーグース」
『私が忘れた歌を/だれかが思い出して歌うだろう/私が捨てた言葉は/きっとだれかが生かして使うのだ』
27 − 寺山修司「ひとりぼっちがたまらなかったら」
『こころという名の劇場に/また雨が降る……雨が降る』
28 − 寺山修司「台本」
Past Story.sideM 3
『きみは/北国のどこかで/ぼくに手紙を書いている』
29 − 寺山修司「みじかい別れのスケッチ」
『死ぬ気で想えば 花いちもんめ/ぼくのこころは ぼくが知る』
30 − 寺山修司「片想いの詩集」
Chapter.4
『ひまわり咲いた/日が暮れた/恋のない子に 何がある?』
31 − 寺山修司「あの日」
『ぼくの書いた詩から/一匹の猫が抜け出して/姿を消した』
32 − 寺山修司「ぼくは猫する」
『狂人と、恋人と、詩人とは/全く想像力で頭がいっぱいだ』
33 − ウィリアム・シェイクスピア「真夏の夜の夢」
『目はなによりも質問である/その返答は世界である』
34 − 寺山修司「目」
『「きれいはきたなく きたなくはきれい」/少女は思いきって夜泳ぐ』
35 − 寺山修司「水妖記3」
『お月さまは一冊の本に似ています。/一晩中読んでいても飽きないからです。』
36 − 寺山修司「お月さましか話相手がいなかったら」
『世界をすべて縫い閉じて/何もかも動けぬようにしてしまったら/どんなにさっぱりするだろう』
37 − 寺山修司「思い出がいやになったら」
Past Story.sideS
『お母さんは色情狂です/猫は浴槽の中で剃刀を舐めています』
38 − 寺山修司「水妖記2」
『鉛筆になった女の子は、朝から晩まで/全身で「恋」という字ばかり書いていました』
39 − 寺山修司「鉛筆になった少女」
Chapter.5
『歴史は
、去ってゆくものはみんな
、そして/あした来る、鬼だけがほんと!』
40 − 寺山修司「毛皮のマリー」
『リボンをむすんだ/リボンをむすんだ/むすんだら/帰るお家がなくなった/美しいお嬢さん!』
41 − 寺山修司「ぼくの作ったマザーグース」
『さらば さらば/赤鬼/小鬼/夢からさめたらまっくらだ』
42 − 寺山修司「電気の悪魔」
『この世で一ばん遠い場所は/じぶん自身の心である』
43 − 寺山修司「断片ノート(1)」
『きみ、知ってるかい?/海の起源は、たった一しずくの女の子のなみだだったんだ』
44 − 寺山修司「海の起源に関する一章」
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