ヒロアカ(長) | ナノ




5:受験

時は流れて受験シーズンになった。
相変わらず焦凍さんは必要以上に話さないし、近付く事も無かった。

私は焦凍さんと同じ雄英高校に受験する。
ヒーローになりたいと思う気持ちもあるし、もしヒーローになれなくてもサポート出来るような仕事に就きたい。
私は一般で受験するから焦凍さんとは受験内容も異なるだろう。

入学試験会場に着いて試験の内容の説明を受けた後、各ステージで試験をする事になった。
ロボットをとにかく破壊してポイントを稼ぐ事で結果が左右される。
スタート地点で立っていると音も何も聞こえないから一人だけふらりと私は走り出す。
その直後プレゼントマイクの声が響き渡る。

「どうしたあ!?実戦じゃカウントなんざねえんだよ!!走れ走れぇ!!賽は投げられてんぞ!!」

他の受験者達が慌てて走り出す中、私はひたすら目の前のロボットを破壊して怪我した人を軽く治療していたらいつの間にか試験時間が終わり後は結果を待つのみとなった。

2018.3.1.

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