12.5
(五虎退side)
主様は僕達を酷く扱った。
より強い刀剣男士が欲しいと言い休む暇も与えられなかった。
だけどそんなある日、主様は殺されたと聞いた。僕は悲しかったです。
でも僕達は驚いた。
まだ主様の霊力が力強く配給されている事に。
主様は生きていると思いました。
でも主様は部屋から出る事は一度も無く、その上休暇まで与えてくれました。
それでも主様は怖いです。
虎君が居なくなって僕は探していました。
ふと声がするので壁からそろりと隠れながら見ると主様が居たんです。
生きていた。
虎君は主様になついているように体をされるがまま触らせていた。
『可愛い〜』
主様が笑っている。
怖くない？
どうしてか分かりません。
主様がこっちに気付いてしまい僕は頭が真っ白になりました。
怒られると反射的に思いましたがそんな事も無く虎君は僕の元へ戻って来ました。
主様は前より少し優しくなったと思いました。
2017.12.31.
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