05



その後は早かった。

ジュリオに抱き上げられたかと思えば机に上半身うつ伏せ状態で足を開かされ、下着をずり下げられて尻肉を割られた。
焦る間もなくジュリオの熱い舌が初めて触れられるソコへとあてがわれ、丁寧に解すように愛撫していく。
ゾクゾクとした快感が舌を挿し込まれる度に背中を駆ける。
舌が抜かれると代わりにジュリオの細く長い指が、膣内を探るように押し入ってきた。

「くっ…ん…!ぅ、あ…!!」

圧迫感に腰が引け、机の角を強く握っていると、ジュリオの手が俺の萎えかけたペニスに触れ、ゆっくりと上下に扱き始める。
それに合わせるように指が抜き挿しを繰り返す。
何度もそれが繰り返されるうちに、圧迫感はなくなり、残ったのは快楽だけ。

「ジャンさん…わかり、ますか…?俺の指…もう三本も、入ってる……気持ち、いい…ですか?」

「く…ぅ……んッ!はっ、ハァ……ッ」

いつの間にか俺は自分で尻たぶを掴み、ジュリオに見せつけるように腰を突き出していた。
まさかこんな、ケツで感じるようになるなんて思ってもみなかったことだ。
ジュリオの指が頻りに何かを探るような動きをしている。
もどかしくて腰を捻った瞬間、身体に電気が走ったかのような快感が駆け抜けた。
それを見逃さなかったジュリオはソコを押し潰すように力を込めた。

「ひっ、んんっ!や……あぁッ」

「ココ、イイんです…ね?」

確認するように何度も指を動かされ、グチャグチャと卑猥な音が耳をも犯す。
快感を覚えて俺の頭はもうすでにバカになっていて、あのイッちまいそうな快楽を欲して俺を大胆にさせた。

「も、もう指いいから…っ、な?」

「で、も…」

俺は強引に腰を退いて指を抜く。
その時の感覚にまで感じたのはナイショ。
そのまま身体を起こしてジュリオの前で屈むと、ジュリオは驚いた表情をして事の成り行きを見ていた。
ベルトを外して前を寛げ、下着と一緒にズボンをずり下げると反り立ったナニがこんにちわ。
顔を近付けるとモワッと熱気が伝わってくる。
興奮しきってる俺は何の躊躇いもなくソレを口に含むと口をすぼめて前後に頭を動かした。
するとジュリオは背を丸め、俺を覆い隠すようにしながら喘いでいた。
チラリと見えたヤツの表情はもうトロトロに真っ赤でイヤらしくて、それにまた興奮して丹念にご奉仕を続ける。



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