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「ハッハー!おらおらァ、もっと声出してもいいんだぜェ?だァれも助けに来ねェけどなァ!」

『んっ、ぐあ…っ』

「我慢してんじゃねェよ。素直に声上げたらどうだ、子猫ちゅわ〜ん?」

『んああっ!』

あぁ、どうしてこうなったんだっけ…。



*****



久し振りに休暇をもらって街中を歩いていた俺は、気の向くままに足を進めていた。

目的地もなく歩くのも楽しいもんだと思っていた矢先、GDの奴らを発見してしまった。

見たところ、CR-5に手を出そうとしている様子はなかったから放っておこうかと思ったが、何かしでかしてからでは手遅れになるかもしれないのでこっそり後を追うことにした。

GDの二人組の後を追って行くと、今は誰も使っていない無人の倉庫の中に入っていた。

今はあそこを根城にしているらしい、耳を済ませるとザワザワと汚い英語が聞こえてきた。

しばらく張っていたが出てくる様子もない。

『あいつらにいい手土産が出来たな…』

今日は珍しくついていると内心喜んで、元来た道を帰ろうと振り返って一歩歩き出した時だった。

「おやァ?こーんな所で何してンだ、キッティちゃんヨォ?」

その声を聞いた途端に背筋が凍るように寒気を感じた。

声の主を捉えようと振り返り口を開けるも、相手が化け物のような素早さと力を備えていることを今ながら更思い出した。

飛び付く勢いで口を手で押さえられ、そのまま体重を乗せられた俺の体は地面に打ち付けられる。

『っ!』

「おー!怖い怖い!そんな睨むンじゃねェよ。悪いのはテメェなんだからなァ!ヒャハ!」

『っぐ、んんっ!』

俺を押さえ付けて離さない化け物じみた人間、CR-5の天敵でもあるショットガン・バクシーは、不気味に笑い言葉を続けた。

「俺ァ、今気分いいんだわ。大人しく俺の言うこと聞いてくれたら、今日の所は見逃してやってもいいぜェ?」



*****



そうか…それで、今に至るのか…。

『っ…はぁ、ぅ゙……』

「おいおいィ、もっと力抜けや、動けねぇだろうがよォ」

『ん゙っ…』

前戯なんてある訳もなく、慣らされもしないままアヌスにぶち込まれて息をすることが困難になる。


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