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はてさて、女がルキーノの首に腕回したまではいいが、ここからじゃルキーノの背中しか見えなくて何をしてんのかサッパリだ。
たぶんコトに及んでるんだろうけど、もうちょい俺らの事も考えてさぁ…こう、身体が見えるようにしてくれてもいいじゃんか
奴らの周りの水がバジャバシャと波打ち、小さいが喘ぎっぽい声まで聞こえてくる。
ヤベ、こんだけで勃起しちゃったわン
「クソ、もっとこっち向きやがれッ」
隣にいるイヴァンちゃんなんてもう爆発寸前よ。
まったく、若いわねェ…
ベルナルドもガン見だし、ジュリオは……あら?さほど興味無さ気?
まぁ死体がどうとか言ってたモンな、しょうがないっちゃしょうがねぇけど。
でも一応見てはいるよね、コレ。
「わぉ!ようやく入れんの!?つかルキーノ前戯長くね?」
「確かに、女に飢えてるにしては慎重だね」
獣地味た荒い呼吸をする俺たち。
一方ルキーノはというと女の膝裏に腕を回して所謂駅弁スタイルをとっている。
あれ?何か今……
「ルキーノがこっちを見てたね」
「優越感ってヤツぅ?生殺しはカンベンよ、ルキーノ」
そのまま水の中で致すのかと思いきや、ルキーノは彼女を抱えたままこちらへとやってくると、池の淵へ彼女を寝かせた。
おぉっ、サラシ取ると結構あるじゃん!
あ―……ルキーノのじゃすっぽり収まっちまうけど、たぶん俺の手だとこう、握った時に指の隙間からちょい溢れるみたいな?あぁ、早く味わいてぇッ!!
「ぅっ!い……ッ!!」
ようやく挿入ってとこで女の表情が苦悶に歪む。
さすがルキーノ、ブツも規格外ってか?
最初をアイツにしたのが間違いだったんじゃないのかとそう思ってる俺の横で、ジュリオがスンっと鼻を鳴らしたかと思うと段々と呼吸が荒くなっていく。
やっぱジュリオもオトコノコなのネ。
ちゃんと興奮するじゃん。
「ふぅ、んっ!…ゃ…イッ…!!」
「すまん、な……ッ、久々に抱くんで…手加減、出来そうにね、ぇ…」
小さく聞こえる女の喘ぎに混じって、ルキーノの切羽詰まったような声。
彼女の表情も段々と艶を含んできてなんとも色っぽい。
さすがのルキーノも余裕がないのか、息を荒げて振りが速くなっている。
「お?……イッた、か?」
「アラァ?そんなに待てないの?ダーリン」
「ハニーだって、早く味わいたいだろ?」
まぁな、と返せば鼻で笑われてしまった。
目線を戻せばどうやら中には出さなかったようで、胸を上下させて呼吸する彼女の白い太腿に白濁色の液体がぶっかけられていた。
さて、次はベルナルド、だったっけ?
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