[]




「こんにちはマゾヒスト。今日も苛めたくなるような顔してるね。」

「…………。」


幻聴だ。幻覚だ。私は見てない聞いてない。あと、目の前に木ノ瀬先輩がいることも認めてない。


「返事は?」

「いっはぃ!ふひふぁへんれひは!ふふひへふはぁはぁい!」

「あははっ!変な顔。大丈夫?マゾヒスト。」

「〜〜〜っ先輩!さっきからマゾヒストマゾヒストって、マゾヒストを語尾につけないでください!」

「何か言った?マゾヒスト。」

「すいませんでした。ごめんなさい。調子乗りました。」


すると、頭が重くなる。
そして、「いい加減にしとけって木ノ瀬」という神の声が聞こえる。


「!犬飼先輩。生きてたんですか。死んでください。」

「うぉいっ!まてまて!せっかく助けてあげようとしてんのに、何をいけしゃあしゃあt「キャー犬飼先輩マジ紙やわー」てめっもう知らねぇ!木ノ瀬!もっといじめてやれ。」

「了解です、犬飼先輩。
さぁ、覚悟しようか、名前。」

「さあっせんしたーっ!」


するとまだ帰ってなかった犬飼先輩が「お前らマジで恋人?」とかほざきやがった。
そんなの私が聞きたいですよ!
すると先輩がゆっくりと口を開く。


「ねぇ。」

「ふぉいっ!?」


あ。やべ。そうおもったが、おそかった。


「なに間抜けな返事してんの?話聞いてた?」


とかいってほっぺつねられる!
そうおもい、目をつぶる。すると確かにほっぺに何かしらの衝撃は来た。だけどその衝撃は目を開けた瞬間、唇に狙いを決めたらしく、貪るようなキスをする。


「んっ…――ふぅ…っ!?」

「好きだよ。」



You are loved by me.
(もっとあげようか?)
(っ!……っ欲しい、です…っ)




*涼より、相互記念にいただきました!


ありがとうございます!




- 1 -
*PREVNEXT#