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久しぶりの休日。
せっかく一樹と一緒にいるのに、ひたすら眠くて仕方ない。
がんばって意識を保とうとしてるからか黙り込むことが多かった私に気付いた一樹が、私の顔を覗き込んだ。


「どうした?
もしかして眠いのか?」

「……んー…。」


こてんと一樹の肩に頭を預けた。
けど私が一樹のベッドに座って、一樹がその近くの床に向かい合う形に座ってるせいで、少しキツい体勢だからそのまま一樹の膝に降りる。
普段ならこうやって向かい合わせに座るなんて恥ずかしいけど、一樹が近くにいてくれてることを感じれて、幸せ、だと思う。


「眠いならベッドで寝るか?」

「ん、このまま、が…いい、な……一樹の傍、がいい…。」

「名前……。」


するり、とまでは言えないけども、普段の私からは考えられないくらいすんなりと言えた言葉。
一樹の少しだけ驚いたような声に、ちょっぴりの優越感。


「ったく、たまにでもそういうかわいいことをいきなり言うなよ…。」

「わ…っ、」

「俺も隣で寝てやるよ。
だからベッドでゆっくり休め、な?」


軽々と私を持ち上げた一樹。
そのままベッドに私を寝かしながらそう言う一樹に頷いてから、隣に寝転んだ一樹にきゅっと抱きつく。
くつくつ笑いながら抱きしめてくれる一樹に安心した私は、いつの間にか意識を手放していた。



安心できる場所
(「……ほんと無防備、だよな。」)




*永峰ふるさまへ、相互記念に捧げます!


なんとも……中途半端なものになりました、が…大丈夫でしょうか…?
書き直しはいつでも受け付けてます!


永峰ふるさまのみお持ち帰りください!


相互、ありがとうございます!




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