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俺の下で泣く彼女が、かわいくて。


「ぬはは、別れちゃったな!」

「っ、誰のせいで…!」


キッと睨む彼女だけど、涙目でこの体勢。
いじめたくなるよな。
でも、あんまりすると嫌われるって梓言ってたからな、我慢だ我慢!


「ぬー……俺のせい、なのか?」

「それ以外に何があるのよ!」

「ぬははっ、なら問題ないぞ!」

「え?」


無邪気そうな笑顔を浮かべてるだろう俺の言葉を理解できないのか、ぽかんとした顔をする彼女。
確か名前は心って言われてたよな?


「俺が責任持って心の彼氏になってやるぞ!」

「……え?」

「ほら、証拠。」


ちゅ。
心の柔らかそうな唇に俺の唇を重ねる。
驚いた心の顔がかわいくて、もっとみたくて。

抵抗し出した心の手を押さえてもっと深く口づける。
時折漏れる、心の甘い声が堪らなくそそった。

新しいオモチャ、みーつけた!





(「は……かわいい。」)
(「っば、バカ!」)
(「え?もっかいか?」)
(「ち、ちが…んぐ!」)




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